師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

破邪の剣 布都御魂神(フツノミタマノカミ)

2008年09月08日 | 天意の実践

師匠のお道具の中には、目に見えないものも

あります。

神霊の存在が、目に見えないように、神霊の

象徴的お姿も目には見えません。

十宝の神宝(とくさのかんたから)がそうです。

その中の『足玉(たるたま)』のお話は以前、記事を

書きましたが、

今回は破邪の剣『布都御魂神(フツノミタマノカミ)』

のお話を。

『足る玉』は『足玉命』と、おっしゃって、天皇・皇后両陛下が

来県された時に、たまたま訪問先の近くに私たちが通りかかった

ら、お声をかけてきた神さまでした。(師匠・談(笑))

それで、今度、国体でまた、両陛下が来県されるので、その時の

ことを思い出していたら、『破邪の剣』の話を師匠が始めました。

『破邪の剣』は師匠がまだ、本格的な活動はしていなかった頃に、

友人が、何かにとり憑かれて、知り合いの占い師に除霊してもらう

ために、拾った場所へ同行したときのこと。

師匠が突然、「ここ!」と言うのと共に剣が出現して、友人に憑いて

いたものが「霧散したよ、なかなか荒っぽいけれど、完全に消えた。」

と、それが見えた占い師はびっくり。そして

「それは『破邪の剣』ですよ。あなたにもともと在ったようね。」

と言われて以来、お祓いの時などに出現します。

私もこの『破邪の剣』の存在は感じます。

破邪の剣『布都御魂神(フツノミタマノカミ)』と聞くと、あまり

聞いたことがないかと思っていたら、この神さまは『香取さま』

なのですね。邪霊を祓う神さま。

『足る玉』と同じ、『十種神宝(とくさのかんたから)』のひとつ

『十握剣(とつかのつるぎ)』とも呼ばれています。

御魂振りの(鎮魂祭)の祭具でもあるので、祓うだけでなく、邪霊を

防ぐ強い霊力もお持ちの神さまなのです。

師匠の祓いは、除化(徐霊)ではなく、浄化(消滅)の力。

なので、強力な力が働いているのですね。

目には見えなくても、神さまの力が私たちに働きかけていることを

思い出させてくれます。

知りえなかった、神さま方の物語を語りかけてくれています。

この知識が、実はこの日本の国を守ってくれているのです。

コメント (2)
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