オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

本郷菊坂歩き旅 旧伊勢屋質店、金魚坂、文京ふるさと歴史館

2016年05月14日 | 東京
文京区は1947年(昭和22年)に小石川区と本郷区が合併し発足しました。白山通りがそれまでの両区の境界で、本郷区は本郷台地、小石川区は小日向台地、目白台の台地でした。旧小石川区は私にとって庭のようなものですが、旧本郷区はちょっと馴染みが薄いです。

本日は本郷菊坂を歩いてみました。菊坂は白山通りから本郷通りへ本郷台地を登っていく坂道です。


樋口一葉が通ったという伊勢屋質店。土蔵と出桁造りの木造建築は、跡見学園によって「菊坂跡見塾」として保存公開されています。









建物の裏側


旧伊勢屋質店近くの古い木造建築


本郷通り側の菊坂入口

白山通り側入口のロシア料理店

イタリア料理店

フランス料理店。どういうわけか西洋料理店が揃っています。逆にアジア系のレストランはないようです。

水処理装置のメーカー、オルガノの本社



菊坂沿いの狭い小路にある珈琲金魚坂






珈琲店の同じ敷地内に金魚店があります。金魚屋があるので、小さな路地を金魚坂といい、金魚坂という珈琲店を開業したという経緯でしょうか。





金魚専門の吉田商店。金魚はいいですね。飼ってみたくなります。



炭団坂



炭団坂の近くに古い立派な御屋敷があります。まるで小さな大名屋敷です。1980年ごろテレビなどにもよく出演し経団連の副会長も務めた秩父セメントの社長、故諸井虔さんの家です。諸井虔は秩父セメント創業者の孫です。そういえば秩父セメントの分室が本郷にありました。秩父セメントは小野田セメント、日本セメントなどと合併し現在の太平洋セメントとなっています。

諸井邸の隣の文京区ふるさと歴史館。私は初めて入館します。

小石川消防署大塚出張所。1931年(昭和6年)建築の望楼付設の消防署。1994年(平成5年)に解体されました。その時点で都内最古の望楼付設型消防署でした。大塚三丁目の交差点、住友銀行と日通病院(現小石川東京病院)の間にありました。望楼の上にあった避雷針を展示。現在は望楼なしの消防署になっています。


駒込にあったやっちゃ場(青果市場)のジオラマ。現在の富士神社付近です。神田、千住とならび三大やっちゃ場といわれました。


本郷台地を出て後楽園駅へと向かう丸ノ内線の電車

後楽園近くの立ち食いそば店、天かめ。安くて、値段の割にはうまい。

後日、天かめの数軒隣で見つけたそば店、源太郎。立ち食いではなく、テーブル・カウンター席のセルフ式。天かめよりやや高いが、コストパフォーマンスが十分に高い。







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