オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

文京グリーンコートは理研の跡地、理研の前は精神科巣鴨病院だった

2024年04月16日 | 東京
今日は東池袋から田端駅へと歩きました。途中、文京グリーンコートで小休止。グリーンコート内の書店、次にアートショップに立ち寄りました。アートショップである中年男性が店員に「この場所に昔、巣鴨病院という精神病院があって、その当時のレンガ塀が残っているそうですが、その場所を知りませんか」と尋ねていました。その会話は私の耳にも聞こえてきました。地元の人間ならば文京グリーンコートの前は理化学研究所だったことは知っています。理研は埼玉県和光市に移転しました。その跡地に文京グリーンコートができたのです。巣鴨病院、精神病院があったのは私も知りません。お店の人は「交番で聞いたらどうですか」と言っていたが、交番で聞いてわかるような事柄ではない。その男性は精神科の病院は当時は別の難しい漢字の「なんとか院」という病院名だったと話してました。帰宅後ネットで調べて、納得しました。明治時代にその病院は精神科専門の東京府癲狂院としてスタートし、東京府巣鴨病院となり、世田谷区移転しました。それが現在の都立松沢病院です。癲狂院の癲は癲癇の癲、瘋癲の癲ですね。2000年ころ巣鴨の地蔵通りに巣鴨病院という小さな民間病院があったのは覚えています。それとはまったく別ですね。松沢病院の前身は文京区本駒込にあった巣鴨病院だった。勉強になりました。今度、そのレンガ塀を撮影しに行きます。

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