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オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

JR東日本「たびキュン早割パス」弾丸日帰り、弘前城へ

2024年02月21日 | 青森・秋田・岩手
鉄道マニアの間では人気沸騰のJR東日本「たびキュン早割パス」で弘前を目指します。東京8時20分発のはやぶさ7号に乗車しました。早朝出発の新青森行きの指定券は争奪戦です。私はやっと8時20分の予約ができました。はやぶさ7号はもちろん満席でした。
青森ねぶたと弘前ねぷた。新青森で奥羽線に乗り換えます。
黒石のこけし灯篭
弘前に到着
弘前駅前
雪除けの木組み。豪雪地帯ならではですね。今年は少雪ですが。
市内循環の100円バス
前川國男設計の弘前市役所
9年ぶりの弘前城。9年前の弘前城はこちら
追手門植物園。冬季は閉園です。
辰巳櫓
杉の大橋
南内門
未申櫓
弘前城情報館。最近できたようです。
石垣修復工事で出土した縄文土器
下乗橋。ここから本丸です。
石垣修復工事
御滝桜

2015年4月から石垣工事が始まり、天守は曳家で現在地に移動しました。工事終了後には再び天守台の正位置に移動します。
天守台
天守台のない天守はやはり不自然です。弘前城の天守は現存12天守の1つ、最北の天守です。石垣復旧工事が終わって元の位置に戻るのが楽しみです。
上空を飛ぶ白鳥。そろそろシベリヤへ帰る時季です。ちょっと前にもっと大群が通過していきました。
鷹丘橋
武徳館
北の郭の発掘調査
丑寅櫓
護国神社
北門(亀甲門)緑の相談所。前川國男の設計です。

三の丸東門
二の丸東内門
弘前城の天守、辰巳櫓、未申櫓、丑寅櫓、追手門、南内門、東内門、東門、北門(亀甲門)、以上9棟すべて重要有形文化財です。弘前城は、外濠、西濠、蓮池、内濠、中濠などの濠も残っています。今回は寒さと時間の都合で断念しましたが、次回は蓮池、西池にも行ってみたいです。
青森銀行記念館(旧第五十九銀行本店本館)、地元の建築家堀江佐吉の設計です。
青森銀行記念館内部
三上ビル。重要有形文化財です。中三デパート。毛綱毅曠の設計です。毛綱毅曠は釧路出身の建築家で、代表作は釧路フィッシャーマンズワーフや釧路市立博物館、釧路市湿原展望資料館など。作品は釧路に多いですが、青森、秋田、石川などにもあります。首都圏では東京・銀座に1つあるだけなので、全国的には知名度が低いのは残念です。今回地震被害にあった石川県能登島のガラス美術館には一度行きたいと思っています。
中三のエントランス
前回昼食を食べたレストラン
たびキュン早割パスの旅を十分に堪能しました。できることなら2週間前の申し込みではなく、私はうれしいです。私は毎日が日曜日なので旅の出発は天気予報次第です。1週間前だと天気予報の精度は高く許容範囲です。毎日自由なのに雨や嵐の日にわざわざ出かけたくないですね。今回は雪でしたが、何とか旅はできました。
キュンパスがこれだけ人気だとでJR北海道との連携、さらにJR西日本との連携で北陸地区も設定される可能性があるのではないでしょうか。期待しています。

【アーカイブ】2012青森の旅 十和田市現代美術館、奥入瀬渓谷

2020年05月30日 | 青森・秋田・岩手
十和田市現代美術館
寺山修司は三沢市の出身。三沢市には寺山修司記念館があります。右は青森県立三沢航空科学館のポスター。三沢というと寺山のほかにもう一人、ピュリッツァー賞受賞の報道写真家・沢田教一も同市出身です。草間彌生の作品奥入瀬渓流ホテル館内千筋の滝白布の滝雲井の滝白糸の滝不老の滝九段の滝魚止めの滝(銚子大滝)奥入瀬渓谷の賦佐藤春夫の詩碑橋の先は十和田湖十和田湖。奥入瀬渓谷沿いに歩いてきましたが、冬期はバスの本数が極端に少なく、帰りは苦労をしました。八戸の八食市場八戸線の列車鮫駅鮫駅前のジョーズ像
蕪嶋神社本殿本殿前からの眺め蕪島はウミネコの繁殖地として有名です。もとは島でしたが埋め立てで陸続きになっています。蕪島神社は2015年に火災で焼失し2019年に再建されました。

出羽・古城の旅 かまくらの町、佐竹藩の支城、横手城

2017年09月24日 | 青森・秋田・岩手
秋田新幹線こまち在来線、新庄行の電車ACCUM大館駅でのこまち。秋田新幹線は大館でスイッチバックします。
横手駅で途中下車、横手城へ向かいます。
横手はかまくらで有名です。
城山の西側を流れる横手川学校橋
横手城の城山。模擬天守が見えます。
城山下の市立横手病院城山入口
二の丸跡に建つ模擬天守。内部は資料館です。戦国時代に横手城主だった小野寺氏の顕彰碑山下九助碑二の丸跡資料館内部
最上階
大手門。この先が本丸跡です。現在は秋田神社がありますが、時間がなくて省略しました。中の橋
駅へ戻る途中の光専寺。伊東忠太風の寺院ですが、帰宅後ネットで調べましたが確認できませんでした。かまくら館。マイナス10度の室温で常時かまくらを体験できます。
横手駅駅前通り
JR北上線の気動車



出羽・古城の旅 河内源氏の名門、秋田藩佐竹氏の久保田城

2017年09月24日 | 青森・秋田・岩手
出羽国の旅3日目、秋田市の久保田城を探訪します。駅から徒歩10分ほどの大手門です。

秋田藩20万石佐竹家の久保田城。佐竹氏は清和源氏系統の関東の名門ですが、関ヶ原の戦いで西軍に属したために出羽国へ転封になりました。
大手門の堀穴門の堀
中土橋・広小路久保田城跡碑県民会館
東海林太郎の歌碑穴門の柳
内堀
松下門跡

都市公園100選
若山牧水・旅人歌碑
安楽院跡
二の丸跡

さくら名所100選
長坂門跡
表門御物頭御番所
表門礎石表門内側
八幡秋田神社
本殿
本丸跡12代藩主佐竹義堯像御隅櫓
櫓内の佐竹義堯像の原型隅櫓内部
最上階久保田城の模型。思っていた以上に巨大な城です。天守はありませんでした。
隅櫓付近の土塁。久保田城には石垣はなく土塁の城です。日清戦争に従軍した牛丸軍医の碑帯曲輪門跡
御鷹屋番所跡
裏門跡
胡月池大賀ハス
二の丸土塁佐竹史料館入口佐竹義栄像。佐竹家35代当主、昭和期の貴族院議員佐竹義宣騎馬人形。安土桃山期の常陸佐竹氏当主、秋田久保田藩の初代藩主黒門の模型黒門の堀
黒門跡

黒門の土塁秋田県立総合保健センター国学館高校明徳館小路。現在、秋田市立中央図書館明徳館があります。旧秋田県立美術館
2013年にオープンした県立美術館
飛脚与次郎
美術館入口。秋田の富豪・平野政吉のコレクションを収蔵・展示しています。目玉は藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」です。
美術館内部。安藤忠雄の設計です。2階のロビー
以前の県立美術館2階テラスの水面工事当時の様子
日本の道100選








出羽・古城の旅 最北の城柵、古代の出羽国府の秋田城

2017年09月23日 | 青森・秋田・岩手
秋田駅に戻り、次はバスで秋田城へ向かいます。
秋田城跡歴史資料館前のバス停資料館
秋田城のジオラマ。右後方は男鹿半島の寒風山。秋田城は奈良・平安時代に築かれた出羽国の地方官庁で、政治・軍事・文化の中心地でした。当時は大陸の渤海国とも交易があり、日本海交易が盛んでした。

資料館前の緑地、旧貯水池です。
バス通りを挟んで対面に秋田城跡史蹟公園があります。
正殿跡
西の門



政庁第1期の模型


第2期

第3期
城内東西大路東門東門の築地塀古代沼
古代の水洗厠。渤海国からの使節のためのもので、渤海との交流がなくなると水洗厠は廃止となりました。住居跡秋田駅へ戻る途中のバス停に「帝石」の石碑がありました。帝国石油は現在は国際石油開発帝石となり、現在もことあたりに事業所があります。八橋油田北部地区で試掘調査も行っています。