オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

飛鳥山公園の渋沢史料館、「渋沢栄一と清水建設」展

2016年05月12日 | 東京
先日、新聞で世田谷美術館で「竹中工務店400年の夢」という展覧会を開催しているという記事を見ました。飛鳥山公園の渋沢史料館では「渋沢栄一と清水建設」展を開催中です。どちらも見たいですね。現在のスーパーゼネコンのルーツに興味があります。

都電・飛鳥山駅で下車


王子の飛鳥山には3つの博物館があります。


紙の博物館では「木版画の美」展を開催中です。私は3つの博物館の中では紙の博物館に一番親近感を持っています。これまでも3、4回入館しています。

北区飛鳥山博物館


渋沢史料館の入口


渋沢栄一が創設した第一国立銀行を建設したのは清水建設の前身、清水組です。その後、清水組は渋沢栄一関連の建築物を多数手がけました。王子製紙(現在の王子製紙と日本製紙)、大日本麦酒(現在のサッポロビールとアサヒビール)、第一生命、日本女子大学など渋沢栄一が関与した企業・学校の建築物は清水組が建築しています。清水組の初代清水喜助は富山県の出身。破綻した飛島建設は福井県が発祥です。建築界では北陸勢は優勢ですね。熊谷組と前田建設は飛島建設から分離した会社ですから、富山勢と福井勢は拮抗しているのでは。

旧渋沢庭園の入口







渋沢栄一の書庫だった青淵文庫

青淵文庫入口



青淵文庫内部






晩香廬(ばんこうろ)。清水組が渋沢栄一の喜寿を祝って贈った洋風茶室です。設計は清水組の技師、田辺淳吉。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿