オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

東京・小石川の旅 こんにゃく閻魔、文京シビックセンター

2017年02月12日 | 東京
きょうは小石川周辺を散歩します。小石川とはもとは礫川とも書き、小石の多い川だったようです。
水源は豊島区要町、有楽町線千川駅近くの粟島神社の弁天池。神社から南下し西武池袋線の椎名町駅付近でUターンをして山手通りの内側を北上、JR板橋駅付近から東南へ進みます。ここまで板橋区の部分が谷端川。豊島区に入ると小石川(または千川)と名前を変え、JR大塚駅近くから千川通り(別名プラタナス通り)のすぐ北側を流れて不忍通りを横断、小石川植物園の脇を通り水戸藩上屋敷(現後楽園)を抜けて神田川に注ぎます(洋泉社MOOK「東京ぶらり暗渠探検」を参考にしました)。今はすべて暗渠になっています。
戦前は今の文京区の白山通りから西側は小石川区でした。

播磨坂の洋菓子店レセンシェル。以前はマリアージュという店名でサンシャイン内にも出店していました。


1本だけ河津桜が咲いていました。

桜の名所・播磨坂の由来

播磨坂の桜並木の遊歩道。播磨坂の底部が千川通りで、その1本北側の道が旧小石川です。

ラーメンの名店モリゾウ


共同印刷本社。昭和レトロな建築です。共同印刷といえば少年ジャンプですね。ジャンプの最高時の発行部数はなんと650万部。一つの工場で1週間毎日100万部印刷し、7日目に機械の保守点検整備を行うという工程かと推測します。膨大な物量です。


千川通りに面した共同印刷

和菓子店岡埜栄泉。先日岡野俊一郎氏が亡くなりましたが、岡野氏は日本サッカー協会の元会長で、上野駅前の岡埜栄泉の社長です。岡埜栄泉は都内にいくつも暖簾分けをした店があるので、ここが岡野氏と関係があるかどうかはわかりません。


岡野荘という料理店も併設

レトロなスクラッチタイルの書店


こんにゃく閻魔の門前の商店街

こんにゃく閻魔・源覚寺

百度石

本堂

寺務所


汎太平洋の鐘。源覚寺の鐘が太平洋戦争中にサイパンへ持って行かれ、サイパン玉砕により、米国本土テキサス、カリフォルニアへを経て、1974年にもとの源覚寺に里帰りしました。こういう場合は返還とはいわず、寄贈といいます。返還というと米軍側の取得に合法性がなかたっという意味ですからね。国立近代西洋美術館の松方コレクションも寄贈です。


南洋諸島物故者慰霊碑。戦死者ではなく、南洋諸島開拓に従事し戦争で死亡した人たちの慰霊碑です。軍人は戦死ですが、民間人は戦死と言いません。

毘沙門天堂

塩地蔵

沈没した輸送船の鎮魂碑。徴用されて輸送船の乗り潜水艦の攻撃を受けて死んだ船員は多かった。駆逐艦の護衛なしなので沈没に危険性は非常な高率でした。


本堂

源覚寺の寺務所ビル



源覚寺前の小石川通り。このあたりは再開発が進み、超高層ビルが次々と建設されています。

前から気になっていた「魚雷」という名の中華店。魚雷攻撃で沈没した輸送船と関係があるのか、ないのか。

町に不似合いな中型書店

天気は快晴なのでシビックセンターの展望台に上がりました。

住友不動産飯田橋タワー(左)と富士山(中央)、新宿副都心

池袋のビル群と浅間山。サンシャインの左がアウルタワー、その隣がエアライズタワー。アウルとエアライズの間にかすかに浅間山が見えます。私は初めて都内から浅間を視認しました。

筑波山

歩いてきた小石川通り

中央大学

小石川植物園。小さく共同印刷の看板が見えます。

春日通り

スカイツリー。東京タワーは展望台からは見えません。同じフロアの椿山荘レストラン内からは見えます。



















東京・霞が関の旅 旧文部省裏の江戸城石垣、霞が関ビル

2017年02月11日 | 東京
霞が関界隈を散策しました。

有楽町線桜田門駅で下車、警視庁の対面の法務省旧本館。1895年竣工、設計はドイツ人ヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマン。裏手の建物は法務省・検察庁が入る合同庁舎6号館

外務省

財務省


旧文部省庁舎



旧文部省裏の江戸城遺構

「君が代」のさざれ石





文部科学省東館の食堂


霞が関ビルと文科省に囲まれた広場、霞テラス

会計検査院

アネックス



東館(右)と西館(左)を合同庁舎7号館といい、霞が関ビル、東京倶楽部ビルと一体となって霞が関コモンゲートという複合施設を構成しています。東館には文科省と会計検査院、西館には金融庁と民間企業が入居。

外堀通りを渡って南側の虎の門三井ビル、商船三井ビルへ行けます。




横浜・港北ニュータウンの旅、横浜市立歴史博物館へゆく

2017年02月04日 | 神奈川


横浜市歴史博物館にいくため横浜市営地下鉄ブルーラインでセンター北駅にきました。センター北駅とはなんとも手抜きな駅名です。地元ではセン北駅というそうです。すぐ隣にセンター南駅もあります。港北ニュータウンの中心部にあるのでセンター北駅、南駅。固有名詞的な部分がなく、まるで仮称がそのまま正式駅名になたっという感じです。港北センター北駅なら少しましだと思いますが。
駅名はともかく駅の構造が評価されて関東の駅100選に選定されています。この関東の駅100選には、どうかと思う駅もけっこう含まれています。私が思い出深い東武東上線の高坂駅もなぜか100駅に選ばれています。100の駅を選定したが、国立駅などいくつかの駅は取り壊されて現在は存在していません。




横浜市歴史博物館です。神奈川県立歴史博物館は馬車道にあって有名です。市立の博物館は港北ニュータウンににあります。


横浜ユーラシア文化館のポスター。アジアの建築遺産展は行ってみたい。中国の鉄道駅舎に興味があります。

今年の大河ドラマ「直虎」関連のイベントです。便乗行事が賑々しい。

信濃国の城と城下町展。長野県の松本城、上田城、小諸城、高島城、龍岡城を紹介。私は5つとも行きました。

博物館内部

センター北駅南口のエスカレーター

センター北駅の駅舎


駅前広場

改札口
地図をみて知ったのですが、センター南駅のすぐ近くに茅ヶ崎城があります。茅ヶ崎城はJR茅ヶ崎駅が最寄り駅だと思っていました。機会を見て横浜市内の2つの城、小机城と茅ヶ崎城をまとめて攻略したい。