オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

文京区の旅 9月にオープンした東京大学目白台ヴィレッジ

2019年10月27日 | 東京
今年9月に文京区目白台にオープンした東京大学目白台インターナショナルヴィレッジです。一見高級マンション群のようですが、学生寮です。ワンルームタイプだけでなくファミリータイプもあるようです。外国人留学生向けかと思いましたが、外国人比率はそんなに高くないようです。この場所はかつて東京大学医学部付属病院分院がありました。私の義父は2001年に東大分院で他界しました。また東大分院の医師とオリンパス光学(当時)の技術者が共同で胃カメラを開発した場所としても知られています。胃カメラを開発した経緯は吉村昭の「光る壁」に描かれています。その小説を読むとオリンパスの技術者は渋谷区の本社から省線電車で池袋へきて、池袋から護国寺まで都電に乗り、大塚警察署の三丁目坂を東大分院へと上がっていく様子を書いています。私は北海道出身の外来種なので、池袋・護国寺間の都電に乗ったことはありませんが、池袋から護国寺の間は現在の私の生活圏です。東大前の同仁美登里幼稚園。キリスト教系です。病院時代の守衛所の跡スクラッチタイルの門柱1階にファミリーマート。目白台で唯一のコンビニです。ヴィレッジマルシェ
マルシェ内にはカフェも併設。寿司をぎるロボットです。握ってお皿の上に並べてくれます。守衛所跡東大分院100周年記念碑。東大分院の全身、永楽病院(正式名は医術開業試験場)は1897年に麹町区永楽町に開院しました。永楽町とはどこか調べると、現在の大手町です。そういえば大手町に永楽ビルというビルがありますね。永楽病院は1908年に目白台に移転し、1917年に東京帝国大学に移管されて付属病院分院となり2001年まで続きました。極力病院時代の塀を残しています。講談社新館村川家住宅石蔵。1911年に主屋、西洋館、表門を建築、その後石蔵、離れ、石塀を増築しました。文化財保護ウイークの時には公開されます。薬罐坂筑波大学付属視覚特別支援学校、筑波大学盲学校です。OBにピアニストの辻井伸行、歌手の長谷川きよし。盲学校前の腰掛稲荷神社雑司が谷旧宣教師館(旧マッケーレブ邸)

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