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ゴホン、ゴホンでジッポーん?

趣味人( シュミット )のブログへ、ようこそいらっしゃいました。

前回、『 何も足さない 何も引かない 』というキャッチコピーを取り上げ、十代の人達を鼻垂れ呼ばわりした天罰なのか、自分が鼻垂れになってしまった。(;_;)

喉のいがいが感、止まらない咳と鼻水にその症状を運んできた同僚は、人に感染(うつ)したもんだから回復傾向にあって、テメェ コンニャロ~~!である。

ニワトリの首を絞めて鳴かせたら、多分こんな感じの声になるだろなぁ~といったヒョコヒョコ声が精一杯。

タバコを止めるきっかけとなった感冒と良く似ている。



お尻から煙が出るほどの愛煙家ではなかったが、【 ヤマザキ春のパン祭り 】よろしく、タバコの外装紙の特定部分を切り取り、専用申込書にモッサリ貼ってJTに送ってゲットした、チタンブルーの限定ジッポーライター。期限が設けられていたのでかなり自分としては、その期間中は煙まみれであったように思う。


10代の鼻垂れ時期の男性誌より

タバコを吸うようになり、ジッポーと出会い、着火にはこだわった。

飲み屋でタバコを咥えた瞬間、側にいるオネエちゃんがスッと差し出す店のロゴが入った百円ライターの火を、無性に毛嫌いした。さあサッサとこの火で着けろ!と。

オシボリ・灰皿・ライターの三種の神器は、常にテーブルの上で客の動きのコンマ5秒前に、用意されていた。

サービスの徹底さは解るが、タバコの火だけは着けさせなかった。

自分のペースで自分のルーティンで、タバコを楽しむ。

チャンバーを親指で弾き開け、そのまま振り下ろして発火石を削るホイールを回し、パチパチと火花が出たら、オイルをたっぷりと吸い上げた芯に着火する。

咥えたタバコの先にオレンジ色の炎を近づけ、微かなオイルの匂いと一服目の煙を肺に満たし、ユラユラと立ち昇る煙の條を眺め、香りを楽しむ。

もう5年以上になるだろうか。30年余りのタバコを吸う生活にピリオドを打った。

流感からひどい咳が続き、段階を追ってタバコを止めようとニコレットガムで徐々に体内のニコチンを抜いていったが、今度はガムで胃を壊した。泣きっ面に蜂である。

ついさっきのこともすぐ忘れるカランコロンの脳に『 タバコを吸ったらまた苦しい目に会うぞー! 』と、まんまと刷り込まれた。

この先、紫煙をくゆらす事は無いだろうが、ジッポーライターを手放すには躊躇してしまう。

職場で、飲み屋で、家庭でホッとした瞬間をつける傍にタバコは欠かせなかった。

今はもう何とも無いが、タバコを切らした時の焦りも、出がけに思わずポケットを探り有る無しの確認に翻弄されることのない開放感は、やめた者にしか解らないだろう。

飲み屋に忘れて失くした事もままあったし、職場を離れる愛煙家にあげたりと、徐々に減りつつはあるが、模型のショーケースの中に思い出とともにコレクションしている。



最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。



アーカイブスのほうは、またまた四発機を1発かませてもろても、よかですかぁ~?

では~! ( ´Д`)y━・~~

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