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F-14A トムキャット

趣味人( シュミット )のブログへ、ようこそいらっしゃいました。

先週、戦争活劇の締めくくりとして、『
ブラックホーク ダウン 」を視聴した。これが3度目である。

アメリカ陸軍の実話をもとにした、作戦中に墜落したヘリの搭乗員の救出に、刻々と変わる戦況に発せられる上官の命令に翻弄されながらも、勇敢に闘い抜く戦士を描いている。

果たして、日本の自衛隊員にこのような白兵戦に巻き込んでしまう事態さえもあやぶい、"戦争法案 "は、国民の理解を深められるのだろうか。

国際法に基づく後方支援活動に従事した隊員の中に、50数名の方が自殺したという。私の身内に自衛隊関係者はいないが、その子供を持つ親御さんからすれば、気が気ではないだろう。

戦場では作戦遂行にあたって個人行動は許されない。たとえ負傷者、犠牲者が出ようとも、上からの命令は絶対であり、敵を殲滅するという目的達成を成し遂げる為、一丸となって火器を敵に向ける。

映画『 プライベート ライアン 』にせよ、映像の進化は居ながらにして疑似体験でき、心臓を掴まれるかのように魂をを揺さぶられる。



『 ブラックホーク ダウン 』のエンドロールに、日本人の名前を見つけた。
横山 智佐子さん。アメリカ在住の映像編集者であり、映画学校の経営者でもあると資料にあった。 迫真の映像をもたらす編集者が日本人、しかも女性という誇らしい事である。

飛行機の機能美に魅せられ、プラモデルという趣味を持つ者のひとりであるが、決して戦争を賛美するモデラーはひとりとしていないだろう。しかし、兵器は兵器でしかない。その機能美のウラには、人が人を殺すために、強くあらねばならない《 戦 》に特化したデザインでもあることは、どこか意識しておかなければならないと思う。

アディード将軍側 : 千人以上 対19人のアメリカ軍兵士。描かれた作戦中の犠牲者数である。
戦争に駆り出された戦士、兵器の勇猛さ、そして敵であれ倒れた者への憐れみは、3度目にあってもますます深まった。

日本は、日本人は決して歴史を繰り返してはならない。

ここで 妖怪 タイクツマクラ 撤収


ーーーーーーーーー‥‥‥‥ ‥・


ホビーリンク ジャパンより画像転載
1/48 フジミ模型 F-14A トムキャット
《 ブラック バニー 》

言わずと知れたトムキャットです。あらゆるスケール、どこそこのメーカーがこぞって製品化している、人気の双発艦載機。
真っ黒でツヤツヤで太い胴体は、なんかオトコとして羨望の眼差しを向けてしまうのは、なじぇ?




第4航空試験評価飛行隊《 エバリュエーターズ 》バンディワンです。



かの福岡の村上仙人は、レベル 1/32 F4ファントムのクロウサギちゃんを100年もかかって仕留めた。わたすぃはそこまで入れ込めないよーんだ。

これを作った当時は、ヨンパチおトムさんを4機もいてこまして、ひとまずおトム熱は収まった。( あんたもかわらんばい )

トムクルーズ主演の映画『 トップガン 』に感化され、72から144までパカスカ組んでは、〔 Dangerous Zone 〕にのせて、ゴゴーっと眼の前を通過させて独り悦に入っていた。そんときは持った手は見えないものである。完全にイッちゃってる、いい歳こいた模型オヤジの馬鹿面丸出しの図である。

ヨンパチはフジミを2作、アカデミーを1つ、真打ちのハセガワを1作あげた。





モチベシ( 区切りが悪すぎ。モチベで良さげ~ )を落とさないよう、パイロットフギア( お約束 )とイジェクションシートから手を付け、何が何でも作り倒すぞーと、機首のおむすび型がどうのこうの、キャノピーがふたこぶたろうがひとこぶだろが、ガタガタ言うヤツにはフェニックスミサイルを爪楊枝代わりに口に突っ込んでやったよ。へへ~んだ。
はい!ここでズームインしましょう。



ををっ!ウサギたんがヘルメットに描いてある。もっとどアップしましょう。


面相筆の出番です。コリンスキーの00番なんか、よかです。フェイスカーテン ハンドルの黄色/黒色も、チマチマ塗ったら武者んよかです。





デカルの発色を良くする為、その部分はマスキングしてグロスブラックを吹きます。デカルを貼ったあとクリアをオーバーコートし 硬化後研ぎ出し、コンパウンドで磨きます。一旦洗浄して油分を抜き、半練りタイプのカーワックスを綿棒で薄く延ばし仕上げてます。

カーワックス大丈夫?塗装面への影響は?
何十年と経っていますがへっちゃらです。ピカピカのまんまです!

でも、ホコリを払っている最中に背中のアンテナブレードと、機首ピトー菅を折ってしまいました。じゃんねーん!

『 形あるもの いつかは壊れる 』

アーカイブスとして見てやっておくんなせい。





武装はサイドワインダー、スパローの2種。黒の機体を背景に白は映えます。



ジェットノズルはじぇじぇじぇ(懐かしかあ~)のそのマンマ。雰囲気重視の金属系塗料を塗りたくります。どや!



可変後退翼は付け根ピボット部メス側に切り込みを入れ、後ハメ出来るようにしたほうが、仕上げはラクチンです。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。m(_ _)m

次回は真っ黒から一転、真っ白なお肌を持つナニをお見せしましょうかね~。ムフフ?!?

では~! ( ̄▽ ̄)

あなたの一撃で、ワシは舞い上がるバナー!

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