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J1 リーグまわりのちょっと複雑な条件わけ

2015-06-07 22:45:21 | その他いろいろ
J1 リーグ、日本のサッカーリーグ最高峰との位置づけですが。
今年はリーグ戦が前半後半に分かれているほか、
「チャンピオンシップ (リーグ年間王者決定戦)」、
「ヤマザキナビスコカップ」「AFC チャンピオンズリーグ」といった
けっこう多彩な大会が開かれてたりなんかします。

基本的にはリーグ戦で上位に入ると優遇されるのですが、
優遇条件が微妙にややこしいので整理整頓してみました。

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【年間勝点 1 位】

【チャンピオンシップシード権】【リーグ総合 2 位以上確定】
【ACL 本戦確定】【ナビスコカップシード権】

【年間勝点 2 位】

【チャンピオンシップ参戦権】【リーグ総合 3 位以上確定】
【ACL プレーオフ確定】【ナビスコカップシード権】

【年間勝点 3 位】

【チャンピオンシップ参戦権】【リーグ総合 4 位以上確定】

【リーグ前半・後半ステージ優勝】

【チャンピオンシップ参戦権】

【チャンピオンシップ決勝進出】

【リーグ総合 2 位以上確定】
【ACL 本戦確定】【ナビスコカップシード権】

※複数の条件を満たした場合は最も都合よく解釈してよい

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こう見ると、やっぱり年間通して勝点の多いチームが優遇されています。
「チャンピオンシップ決勝で勝ったチームが優勝、負けた方が 2 位」という
チャンピオンシップの規則があるのですが、一方で
「年間勝点 1 位のチームが他参戦権のあるチームの勝ち抜きと決戦」する都合上
年間勝点 1 位のチームが総合 3 位以下に落ちてしまうことはなく。

また、最終決戦 2 チーム以外の順位は年間勝点をそのまま適用しますが、
チャンピオンシップの結果で大幅に順位が上がるチームは高々ひとつ。
(もともと年間勝点 1 位チームが決勝に必ずいるルールですから)
都合、チャンピオンシップがどう決着しようと「2 位以上落ちるチームはない」。
一方でチャンピオンシップで優勝すれば経緯はどうあれ総合優勝になります。

ACL、AFC チャンピオンズリーグは日本の持ち分が「3.5」。
本戦出場が 3 チーム、プレーオフ出場が 1 チーム (1 チーム倒せば本戦進出)。
このうち J1 リーグの結果で「2.5」を割り当てていて、
年間 2 位以上、つまりチャンピオンシップ決勝に出ることで本戦枠確定。
プレーオフ枠の 1 チームは残ったチームの中で最高順位のチームになります。

ヤマザキナビスコカップは予選リーグ+決勝トーナメント制ですが、
日程の都合か、ACL 本戦に出るチームは予選免除、トーナメントから参戦です。

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…うん、ややこしい。

ひとつ確実に言えるのは「チャンピオンシップの決勝に出る」というのが
年間勝点が高くないチームにとって非常に豪華な特典となっていること。
有無を言わさず年間 2 位以上、ACL 本戦きっぷ等いろいろ付いてきます。

前半ステージでまったく振るわず、後半ステージで盛り返したチームだと
「後半ステージ優勝→チャンピオンシップ勝ち進み」での大逆転もルール上可能。
非常に狭き門ですが、ワンチャンスあるので。そういう設計になってます。

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