田植えの下準備

田植え。農作業の一種、って改めて説明しなくてもいいですか。
うちの実家は兼業ながら米農家をしております。
もうすぐ田植えのシーズンなので、帰省したら準備が始まってました。

田植えで植えているのは苗。苗を買ってきて植える農家も多いらしいです。
ですが、うちの実家では苗を「種もみ」から作っています。
種もみ。基本的には殻を取る前のご飯つぶですか。
種もみを買ってきて (ここで生産する品種が決まる…てのは余談)、
それをいろいろ作業して苗にして、それから植えるわけです。

あたぴぃ帰省時点では最初の作業が終わっていました。

1. 浅い箱に肥料入りの土を入れておく

そして、今日やったのは。

2. 土の上に種もみをぱらぱらと落とす
3. 肥料入りの土を種もみの上にかぶせる

この作業をやるにあたって欠かせないのが、写真下部にある機械。
ハンドルが付いているのですが、これを回転させると…

・箱が左から右へゆっくりと移動する
・左側の青色の箱から種もみが下へぱらぱらと落ちる
・右側の青色の箱から肥料入りの土が落ちてくる

という効果があります。要するに流れ作業で 2. と 3. を同時にできます。
「未処理の箱を機械にのせる人」「ひたすらハンドルを回す人」
「処理済みの箱を別の場所に並べる人」の 3 人作業です。

というわけで、あたぴぃは午前中この機械のハンドルを回してました、と。

あたぴぃは明日東京に戻るのでこの先の様子はお伝えできませんが、
この後は箱の中で種もみが芽を出し、田植え用の苗が出来上がります。
苗が出来上がるまでも田植えしてからも作業はたくさんありますが…。

今日はそんなことをしておりました、ってまだ午前中ですが。
午後からは何があるんでしょうかね。何かあったらまた書きます。