うなされていた、という表現は正確ではないかもしれないが。
夢の中の場所などというものはすぐ忘れてしまう方だが、
登場人物は比較的鮮明に記憶に残ることが多い。
それが印象的な相手であれば、尚更のこと。
夢に出てきたのは、「1 回目の作業療法」で一緒になった人。
作業療法入りは僕の方が早く、ほぼ同時に卒業した。
連絡先は知っているけれど、最近は連絡を取ることもない。
その人がどんな事情を抱えているかは知らない。知る気もない。
ただ、僕から見ればその人は「心の病気を克服した象徴」、
そんな存在として夢に現れたような気がする。
その人に引き換え、僕は…という黒い思いに包まれた瞬間。
…そこで目が覚めた。
目が覚めても残った思いは、「劣等感」とでも呼ぶのだろうか。
心の病気は人によって重い軽いがある。比較するものではない。
一度職場復帰してから再度休みに入った人も複数知っている。
どちらも、知識としては知っている。
だけど、本心でそう思えてない。
多くの人が職場に戻っていく中で、…自分は何をしているのか。
入社 2 年目に発病して、…何か会社の役に立ったのか。
そうやって、自分を責め続ける感覚が、目覚めても残っている。
普段は忘れていても、時々不意に襲われるこの感覚。
今はこの感覚をどう扱えばいいのか、分からない。
真正面から向き合うべきなのか、静かに消え去るのを待つべきか…。
-----
「2 回目の作業療法」がいずれ始まるはず…という意図で、
「1 回目の...」と書いたものの、2 回目開始の目途は立たず。
早くても数ヶ月後、夏が終わってから、それくらいの時間感覚。
夢の中の場所などというものはすぐ忘れてしまう方だが、
登場人物は比較的鮮明に記憶に残ることが多い。
それが印象的な相手であれば、尚更のこと。
夢に出てきたのは、「1 回目の作業療法」で一緒になった人。
作業療法入りは僕の方が早く、ほぼ同時に卒業した。
連絡先は知っているけれど、最近は連絡を取ることもない。
その人がどんな事情を抱えているかは知らない。知る気もない。
ただ、僕から見ればその人は「心の病気を克服した象徴」、
そんな存在として夢に現れたような気がする。
その人に引き換え、僕は…という黒い思いに包まれた瞬間。
…そこで目が覚めた。
目が覚めても残った思いは、「劣等感」とでも呼ぶのだろうか。
心の病気は人によって重い軽いがある。比較するものではない。
一度職場復帰してから再度休みに入った人も複数知っている。
どちらも、知識としては知っている。
だけど、本心でそう思えてない。
多くの人が職場に戻っていく中で、…自分は何をしているのか。
入社 2 年目に発病して、…何か会社の役に立ったのか。
そうやって、自分を責め続ける感覚が、目覚めても残っている。
普段は忘れていても、時々不意に襲われるこの感覚。
今はこの感覚をどう扱えばいいのか、分からない。
真正面から向き合うべきなのか、静かに消え去るのを待つべきか…。
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「2 回目の作業療法」がいずれ始まるはず…という意図で、
「1 回目の...」と書いたものの、2 回目開始の目途は立たず。
早くても数ヶ月後、夏が終わってから、それくらいの時間感覚。