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ロンドンに花屋は多いけれど、大好きな花屋というのは数えるほどしかない。
この夏まで働いていた、今は無きDaylesfordで学んだことはいろいろあったけれど、
アンティークの花器に花を生けるおもしろさも、その一つ。
こういう、古いものに気軽に触れられるのは、ロンドンの花屋で働く醍醐味ではないかと思う。
さて、今回ぜひ紹介したいのは、ロンドン中心部からちょっと北に位置する
Kensal Riseにある花屋さん、Scarlet & Violet。
この店には色とりどりの花が所狭しと並べられているのだけれど、
これでもかというほど、様々なアンティークの花器に挿してあって、
実に見事に調和している。
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撮らせてくれたらいいなあと、ちょっと半分ドキドキしながら、カメラを見せて聞いてみたら、
~Ofcourse you can!~と快く撮影を許してくれた感じの良い店員さん。よかった~!
まずは大好きな白い花から…。
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秋色の紫陽花は種類も豊富に揃っていた。
秋の紫陽花は長持ちするところも好き。リースにしても素敵かな。
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作りたてのアレンジメント。スモーキーで微妙な色合わせ、さすがです。
バラが全然甘過ぎない。
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日本人が敬遠しがちな菊の花も、こんな風にすると全く違う雰囲気。
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撮りたいスポットが多すぎて困るほど。
買う人にも、上手に飾る参考になりそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c6/adeba0d6a2be30c3c58089980a508567.jpg)
ああ、こういう、世界のある花屋さん、好き好き!
ちょっと不便な場所だけど、固定ファンが多そうだった。
マーケットなどでこういう花器を探そうと思うのだけど、
大体そんなに頻繁に行けるわけでもないし、
行ったからといって必ず出会うわけでもない。
ここには、欲しいものがいくつかあって、売ってくれないかと聞いてみたけれど、
残念ながら、一点ものはすべてDisplayに使うので売れないとのこと。
それはそうよね。一つ一つ、きっと集めるのも一苦労だもの。
この素敵な花器に生けられた花に、時々また会いに来よう。
素敵だなと思う店が、どうか無くなりませんように。
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