LONDON DIARY

ロンドン在住フローリスト、asuka のブログ。

モーツアルト

2009-04-08 01:49:51 | flower
新しい職場での仕事。頑張りますと宣言して以来、すっかりご無沙汰をしてしまい…。もう2月が経ってしまったとは…。これはもうブログなどとは呼べないですね。何度もいらしてくださった方々、本当にごめんなさい。

ところで、仕事とは全く関係ないのですが、
店の近くで、こんなものを発見!



ヴォルフガング アマデウス モーツァルト 1756~1791年
この地にて第一交響曲を作曲 1764年

家族と共に、ヨーロッパ各国を演奏旅行中であったモーツァルトは、その当時、僅か8歳。神童と呼ばれ、既に演奏家としてその名声を得ていた。小学校3年生にあたる、幼いモーツァルトの目に、チェルシーの町並みはどのように映ったのだろう。こんな風にマグノリアが空に昇っていくように一斉に咲き誇るのを見たのだろうか。

今でも誰かが住むこの家の通りには、彼に因んでこんな名前が付けられている。



さらに、少し歩くと、こんなものも…。
小さな窓の傍に、小さなモーツァルト、見つけた!



そして最後に、こちらの像。



これは、Mozart Terrace(モーツァルト通り)のすぐ傍のスクエア(正確に言うとトライアングル?)に花々に囲まれて聳え立つ、モーツァルト少年の像。
私の働く店の窓から、いつもこの像が見えます!
今日はお店でモーツアルトを流していたので、モーツァルトテラスの看板のことを話してみると、意外と知られていない。

まあ、興味のない人にとっては、どうでもよいことなのだろう。
でも、私にとっては、あのモーツァルトが実際にこの地を歩き、あの神的に美しい音色を奏でていたのかと考えるだけで、心にその音楽が響いてくる。そんな毎日の愉しみが増えたことは、とてもうれしいことだ。

ロンドンの春を告げる、マグノリア。
モーツァルト通りでも、満開です。