最近Youtubeで久々に日本のドラマを観た。
「バンビ~ノ!」といって、おそらく昨年の今頃に放映されていたもの。
博多の一青年が、一流のシェフを目指して、有名イタリアンレストランで修行をするお話。ドラマも結構面白かったけれど、何より毎回登場する、おいしそうなお料理の数々!大抵、娘の寝静まった後、夜中に一人で観ていたので、空腹の私には、一層おいしそうに映る。普段は、パスタよりもメインの方が好きなイタリアンだけど、次々に出されるおいしそうなパスタに、私のパスタ熱は日に日に高まり…。
「このパスタ、食べたか!」(博多弁)
と、最初は見よう見まねで試していたら、このドラマのウェブサイト上に、レシピが掲載されているのを発見!
http://www.ntv.co.jp/bambi/
上の写真は、「春野菜とパンチェっタのスパゲティー」。
ガーリックを潰して赤唐辛子と一緒にオリーブ油に味と香りを移し、豚バラ肉(ベーコンでも)を炒めてすぐに白ワインを注ぎ、強火でワインを飛ばす。野菜類は、スパゲッティーの茹で上がる3分くらい前に、一緒に茹で上げて、肉のフライパンに混ぜ、生トマトを加えて炒めて、パセリで仕上げ。パルメザンチーズをかけてもおいしい。
野菜たっぷりパスタは、栄養たっぷりだけど、何となく味的には今ひとつで、主婦の知恵パスタ風になりがちだけど、これは組み合わせがとても良かった。オクラの粘り気と、ヤングコーンの歯ごたえが絶妙。
もう一皿ご紹介。
「ツナとレタスのスパゲッティー」
これは本当に簡単。
基本的には上の要領で、パスタの茹で上がる30秒前にレタスを加えるのみ。
巨大なレタスは、特に一人暮らしの場合は余りがちなのでは?
レタスのツルンとした食感がさっぱりとしていておいしい。
私はサンドライドトマトのペーストを少し使用した。
それから、とってもおいしかったのが、定番だけど、魚介類たっぷりのペスカト-レ。エビや貝のだしは最高!
(写真は撮りそびれたのでありません…)
ついでにもうひとつ、最近作ってみておいしかったパスタ料理をひとつ。
ロンドンではお馴染み、イタリアンのカルッチョズでお気に入りの
「Penne Giardiniera」を真似て作ってみた。
本当は、Pugliese Penneという、巨大なペンネを使うのだけれど、ちょうど家に余っていたラザニア用パスタがあったので、そちらを使用。
材料 2人分
太めのペンネ(Pugliese Penne) 160g
ガーリック 2片 (1片は微塵切り、もうひとつは香り付け用)
ズッキーニ 1本 (切って水にさらして、アクを取ると良い)
ほうれん草 (Young Spinach) 250gくらい
パルメザンチーズ
赤唐辛子
オリーブ油
バター少々
作り方
ほうれん草を1分くらい茹でて、水を切り、粉状にしたパルメザンチーズと微塵切りにしたガーリックと混ぜて、2~3cmのボール状に丸め、油で揚げておく。
潰したガーリックと刻んだ赤唐辛子でオリーブ油に味と香りをつけ、細かく刻んだ
ズッキーニを炒め、仕上げに少しだけバターを加える。
茹で上がったペンネをズッキーニのフライパンに混ぜて軽く炒める。
器に盛り、ほうれん草のボールをのせて、パルメザンチーズをふりかけて完成。
カリッと揚がったほうれん草ボールで、野菜だけとは思えないおいしさ!
ミラノサローネ旅行秒読みで、さらにイタリアンに盛り上がっている(私だけ?)我が家です。
大好きないちごミルクで締めくくり!