LONDON DIARY

ロンドン在住フローリスト、asuka のブログ。

ヴァレンタイン フラワーレッスンのお知らせ

2013-01-22 00:47:04 | flower lesson
ロンドンは辺り一面白い雪景色です。
降雪初日、金曜日は、娘の学校も早く終わり、
私も子どもたちに混じって、雪合戦をしました!
最初は寒いな~早く帰りたいな~…と思っていたのですが、
雪合戦をしているうちに、動いて体も温まってきました!
雪遊びも、子どもたちにとっては、貴重な経験。
おかげで楽しい週末でした!

さて、来月はヴァレンタインデーがやって来ますね。
ご存知?日本と違って、イギリスでは、「女性が愛を告白する日」ではなくて、
お互いに愛する人に贈り物をしたり、カードを贈ったりします。
プレゼントは様々ですが、主に「男性が女性にお花を贈る」ことが多いです。



我が家は、夫が日本人なので、(しかも私がフローリストなので?)
結婚前から、変わらず、(一度も変わらず!)日本式で、女性が男性にチョコレートを贈る日ですが、
イギリス在住の女性の皆さんは、お花を贈られたことがある方も多いかもしれませんね。
お花屋さんが一年で一番忙しいヴァレンタイン、
お花の好きな人には、いろいろなアレンジを店頭で見ることができて、楽しい時期です。

そんなわけで、季節ものでもある、ヴァレンタインフラワーを
今年もレッスンで皆さんと一緒に作ってみようと思い、企画致しました。



ヴァレンタイン フラワーアレンジレッスン


日時:  2013年2月5日 火曜日
     
10:00~12:00  レッスン後、軽くランチをしようと思っています。
          ご一緒できる方はぜひ!


場所:    HAMINADOS
        78 Chepstow Road
        London W2 5BE
       tel: 020 7229 5204

最寄り駅は、Notting Hill Gate, Westbourne Park
バス 7,28,31,70,328 すぐ近くに停まります。

参加費 £45  (作った作品は、もちろんお持ち帰り頂きます)

募集定員 4名様

*当日は、花ハサミ、必要な方はエプロンをお持ち下さい。

上の写真は、実際に作って頂く作品とは異なります。
使用する花材は未定ですが、オアシスを使用したフラワーアレンジで、
ちょっと大人のヴァレンタインフラワーに仕上げようと思っています。

お申し込みは、e-mail: asukayamanaka@hotmail.com 又は 携帯 07903 187 237にお願いします。




外の景色とは全く違い、
金曜日、仕入れた花は、「春~!」
気分だけでも、暖かく!




チューリップ

2013-01-12 22:26:03 | flower


あけましておめでとうございます。

今年の年末年始、ロンドンは比較的暖かでした。
その割には、我が家は新年早々、皆で風邪をひいてしまい、
早くも出遅れた感はありますが…。

そんなわけで、久しぶりのフラワーマーケット。
今週になって、やっと行って来ました。

毎年思うのですが、クリスマスツリーや赤い花の目立っていた12月から
僅か1週くらいなのに、1月のマーケットは、とても新鮮!
今年最初に活ける花、何を選ぼう…と、いつにも増して、気持ちが高ぶります。
そんな時に、必ず手にとってしまうのは、大好きなチューリップ。

毎年、お正月の花は、おせち料理のテーブルにも合わせて、
和風のアレンジにしようと思うのですが、
大体いつも、この時期は休業中で、マーケットに仕入れに行かず、
しかも、おせちの準備やら、家の掃除やらで、忙しいこともあって、
スーパーで売っているお花を買ってきて、済ませてしまうことが多いのです。
今年はそれも出来ないくらい、時間がなくなってしまい、
お花を活けることは、半分あきらめていたのですが、
買い物から帰ってきた夫と子どもたちの手には、チューリップの花束が!
「みんなから、いつも頑張っているママへのプレゼントだよ!」なんて嬉しい言葉も添えてくれました。

私は、人からお花を頂くよりも、人にお花をあげる事の方が好きなので、
普段はそれで全然良いのですが、こうやって、不意にプレゼントされると、やっぱり嬉しいものですね。
グリーンも何もなかったのですが、こんな風に、ゴールドの枝を添えて活け、新年を迎えました。


「お正月」の雰囲気ではありませんが、ロンドンの派手なニューイヤーセレブレーション風に。
花瓶の文字は、娘が書いてくれました。2013年ニューイヤーの花の出来上がり!

一番寒い1月に、春を待ちながら、チューリップを活けるのが好きです。
春の花をいっぱい咲かせて、心の中からあたたかく…。





一種活けも、ナチュラルな活け方も、モダンなアレンジも、それぞれ別の顔で素敵なチューリップ。
茎の向きが変わったり、すぐに開いてしまったり、活けてからも伸びてバランスが変わったり、
身近な割には、結構難しい花材かもしれませんが、
それでもやっぱり、可愛らしくて、大好きなチューリップ。
今年はレッスンでも、その魅力を、もっともっとご紹介して行きたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

2013年 1月
山中 あすか