これはもうすでに遠い思い出と生ってしまった夏の記録。
今更ですが、楽しかったことを残しておきたかったのと、これから行かれる方の参考になればと思い…。
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「ロンドン近郊で、自分で採った野菜を量り売りしてくれる農園があるらしい」
食いしん坊母子は、興味津々!野菜が生っているのを見る機会は、都会っ子にはあまりない。友人母子2組と、ちょっとした遠足気分でいざ出発!
この農園、Garsonsは、Kingstonのさらに南西の、Esherという町にあり、ロンドン中心地からは、車で約40~50分といったところ。Hammersmith Bridgeを渡り、素敵な住宅地Barnsを抜け、Winbledonを通って、A308をひたすら真っ直ぐ走る。高速道路ではないので、運転に自信のない私でものんびりドライブできてちょうど良い。
到着するとまず駐車場と、その周りに園芸用品などを扱う店や、オーガニックショップなどが軒を連ねる。ここまで着たらぜひ野菜採りを体験したいものだが、時間のない人にはここだけでもお勧め。軽い食事ができるレストランも併設されていた。
農園はかなり広く、いくつも野菜畑が続いていた。歩いても、遠足風に楽しめるかもしれないが、小さい子ども連れの我々は、車で移動。
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まず、農園に行くのに、手袋もスコップも籠も、何も準備していなかったのは、うかつだった!と後悔したけれど、意外に大丈夫。一応にんじん畑には、大きなガーデニングフォークが備え付けられており、ジャガイモ畑では、トラクターが芋を掘り起こしてくれ、その後を付いて、芋を拾うようになっている。でも、次回はぜひ娘の砂場用シャベルを持参しよう。公園の砂場とは一味違った砂場遊びができそう。
子どもたちが大喜びしたのは、その頃(8月)旬だった、いちごやラズベリーなどのベリー系のフルーツ。特に苺好きの我が娘には、苺がいくらでも生っているという、これ以上のパラダイスはなかったらしく、苺摘みというよりも苺食べ放題?!という感じになってしまった。量り売りなのに…。
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最初の写真がその日の私たちの収穫。
うちに帰って、まずは、とうもろこしを蒸して焼いてみた。ちょっと焦げ目をつけて、お醤油たらして…。甘くてビックリするほどおいしい!あれから2月程になるが、未だにどこで買っても、あんなにおいしいものには出会えない。もっと採って来ればよかった。
オーガニックショップで調達した、豚バラ肉を細かく刻み、玉ねぎ、にんじん、コジェットとやわらかキャベツと一緒に、シンプルに炒めて、おいしいお塩とこしょうに、またまたおしょう油たらり。
それから、我が家の朝の定番、にんじんジュース。これはりんごとセロリを入れて、ジューサーでエキスだけを絞り出すもので、かれこれ10ヶ月ほど飲んでいるけれど、この農園のにんじんで作ったものは格別だった。いつもはあまり入れないビーツも入れたら、赤色に色づいて、見た目にも美しく。
ポテトグラタンも、いつもより花の食いつきがよかったのは、やっぱり素材の違い?添えたサラダに使ったキュウリはパリパリ!
ビーツの茎とにんじん、セロリなど、一緒にキンピラにしたらこれもなかなか。
にんじんの葉はさくさくの天ぷらに。程よい苦味は、胡麻和えでも良さそう。
写真下は、ビーツの葉の胡麻和え。
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ちなみにこの農園は冬季を除いて通年何か収穫ができるらしいが、私たちが行った8月は一番野菜の種類が多かったようだ。春が来たら、またぜひ食料調達に出かけたい。子どもも一緒に楽しめて、ファミリーの休日にもお勧め!