皆様こんにちは。
10月8日の秋色あじさいのリースレッスンの様子をご報告します。
この日の秋色は、深い赤色から鮮やかなピンクまでのグラデーション。
たっぷりと、たくさんのバケツに入れて、皆様をお迎えしました。
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レッスンは室内奥のテーブルで行いましたが、さらにその奥に、ちょっとした中庭のようなところがあり、
今回は中庭のテーブルにお花をディスプレイさせて頂きました。
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あいにく少し降られましたが、雨に濡れて、益々色鮮やかな紫陽花。
皆さんが入られて、うわー!と言って下さる瞬間がとても嬉しい。
やっぱり、「あー、こんな素敵なお花を生けられるんだ。幸せ!」と思って欲しいですよね。
だから、歓声を聞くと、とても嬉しい。しかし、その反面、実は、複雑でもあるのです。
お花はそれ自体が美しく、生ける前よりも、さらに美しく仕上げないといけない、と思うと
とてもプレッシャーを強く感じるのですが、これが本当に難しい…。
花材をまとめてバケツに入れてあると、同じ花が大量に一緒に生けてあるようなもので、
実はそれは、大抵は美しく見えるもの、そうであるべきなのだと思うのです。
個人的に「一種生け」が好き、ということもあるかもしれませんが…。
今回、リースにしてその美しさを際立てることが出来たでしょうか…。
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テーブルにてリース製作中の参加者の皆様。
真剣です!
今回は4人の方にご参加頂きました。
以前来て下さった方と、新しい方。
同じものを作っていても、大体、その方の雰囲気が作品に表れるので、
何度かいらしている方の作品を見ては、ああ、やっぱり「らしい」なあと、
また少しだけ、その方を知ることができたような、そんな錯覚さえも覚えます。
何度もいらして頂ける、というのは、それだけで、
ラブレターを頂いているような、嬉しい気持ちになります。幸せな私!(笑)
常連の方々、本当にありがとうございます!
そして、新しく参加された方、
花を通してこうして新しい方と出会える。
それは、私にとって、何よりの喜びです。
その出会いを、今後もずっと大切にしていきたいと思っています。
たとえ、一度だけ参加されたとしても、それは同じ気持ちです。
出来上がった作品を並べて、眺めながらのおしゃべりのひと時。今回も楽しい時間を、ありがとうございました。
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リースをテーブルに並べてキャンドルを添えて、キャンドルアレンジに。
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店主のJosephさんとAlexさん。写真がなくて残念ですが、本当に気さくで親切で、良い人たち!
ホームメイドのタルト、キッシュやパイなど、「シェフのおすすめ」がいっぱいあって、
皆さんお皿に盛り沢山でしたね!
食べるのとおしゃべりに夢中で、写真を撮り損ねましたが、こちらでの、レッスン後の気軽なランチもなかなかです!
2週間経ち、紫陽花の色もさらに落ち着いた秋色になってきました。
冬までのもう少しの間、美しい秋を、愉しみたいですね。