LONDON DIARY

ロンドン在住フローリスト、asuka のブログ。

St. Stephens クリスマスレッスン

2013-12-30 08:45:51 | flower lesson


皆様ご無沙汰しております。
クリスマス、いかがお過ごしでしたか?
極寒を予測されていた今年のロンドンの冬ですが、
クリスマスは意外に暖かく、少し雨が降ったくらいでした。
もっと寒かったら雪になったのになあ…と子どものようなことを呟いていましたが…。

さて、今年のクリスマス。
今年もやって来るぞ!と10月くらいから気合を入れて準備はしていたものの、
いざリースレッスンやクリスマスの注文アレンジ作成が始まると、
クリスマスカードを夜な夜な書きつつ、あっと言う間に日は経って、
気付けばクリスマスはもう間近!となって、ようやく最後に自宅用のリースが完成。

まだブログに載せられていないクリスマスアレンジレッスンのご報告を早くしなければ…と焦りつつ、
クリスマスの2日間くらいは、のんびりしたい…などという我がままを通してしまいました。
(実際イギリスでは、クリスマス、そして翌日ボクシングデーも、休暇の日となっております。
その期間は、町中がお休み、というのが慣わしでしたが、最近では26日からセールが始まる店が多く、
大分様変わりしましたが…。)
そしてその後の数日は、クリスマスが終わったら!と公言していた、家の片付け等に追われ…
せめて年が明ける前に!と、おせちの黒豆を煮つつ、今こうして、やっとやっとのご報告をしております。

ところで、クリスマスは、日本では25日でおしまい!というのが一般的かもしれませんが、
キリスト教の世界では、12days of Christmasと言って、25日に始まって、イエス・キリストの洗礼を祝う1月6日の公現祭までが、本来のクリスマスの祝福期間とされているので、まだクリスマスは終わっていない、とも言えますね!

そんな言い訳はさておき…、

クリスマスのフラワーアレンジメントレッスン、
ブログでのご案内不足のせいか、「どんなものを作るんですか?」というご質問を、沢山お受けしました。
わかり難くて、ごめんなさい!

当日、レッスン会場の教会で皆様をお迎えしたのは、こんな花たちです。


大量のアマリリス、入荷したばかりで、まだ蕾でしたが、開くと本当に華やかなのです。
今回は、クリスマスキャロルでお馴染みの、Holy & Ivy(ヒイラギとアイビー)など、
クリスマスらしいグリーンもたっぷり使いました。


出来上がった作品は、こんな感じ。アマリリスが咲く前は、グリーンが強くて、このように素朴な感じですが、
数日後、これが花開いたものが、この記事のトップの写真です。

今年はリースレッスンもアレンジレッスンも共通して、ナチュラルな感じをテーマにしてみました。
ロンドンらしいクリスマスになったでしょうか?

そして、この日のスペシャル企画、とっておき、クリスマスビュッフェ!
クリスマスカラーで色鮮やかに盛り付けられたお料理を目にした皆さんから、歓声が上がりました。











お料理を担当してくださったLさん、もう本当に、いくらお礼を言っても言い足りないくらいです。
美味しくて美しくて、皆さん大満足!どうもありがとうございました!


昨年に引き続き、レッスンをさせて頂いたSt.Stephen's教会の入り口に、ガーランドを飾らせて頂きました。




それから、ロンドン、ノッティンヒルのクリスマスの様子を少しお届けします。


鮮やかな水色のドアに映えるリース。


窓際に、本を重ねたクリスマスツリー。


イギリスらしい、フルーツいっぱいの、ずっしり存在感のあるリース。


庭先のオレンジの木。


今年私が一番好きだった、グリーンをふんだんに使った、Illexだけのリース。
この家の前を通るたびに、ため息!


この家も、とっても素敵でした。リースにライトが光っているのですが、シックな雰囲気。


こんなトナカイに毎日出迎えてもらえたら、顔が綻びませんか?



今年も本当に沢山の方にレッスンにお越し頂き、本当にありがとうございました。
皆様お一人お一人との出会い、そして、ご一緒に楽しいお時間を過ごさせて頂いたことに、
心から感謝を申し上げます。

どうぞ皆様、よいお年をお迎え下さい。






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