ようやく見たが、
『十月圍城』にハマったり、今年の金像奨の結果を知れば知るほど、
涙なくして見れないドキュメンタリーだった。
テリー・ギリアムの未完の大作『ドン・キホーテを殺した男』を例に出す、
オープニングから始まり、
なぜ、プロデューサーであるピーター・チャンがこの作品にこだわったのか、
が明らかになる。
自身も出演した、父・陳銅民の監督作『赤膽好漢』(73年)のリメイク。
99年「Applause Pictures」を立ち上げ、
その企画に賛同した旧友テディ・チャンが監督として動き出す。
だが、そこにはSARS、資金難に、仲間の自殺とさまざまな困難が立ちはだかる。
陳銅民のインタビューやオリジナルのシーンのほかにも、
衣装合わせ中のイーソン・チャンの写真や、
アクション訓練中のアンジェリカ・リーのVなど、お宝映像も登場。
だが、10年史を50分程度に収めるのはムリがあるわけで、
大陸資本が入ってからのトントン拍子
(香港映画祭で上映された07年版に追加されたシーン)は、
ただのメイキング・ダイジェストになっている。
まるで、昨秋放送の「NHKスペシャル」で補完してくれといわんばかりで、
あと30分ぐらい長くても良かったんじゃねぇの、というのが率直な感想。
『十月圍城』にハマったり、今年の金像奨の結果を知れば知るほど、
涙なくして見れないドキュメンタリーだった。
テリー・ギリアムの未完の大作『ドン・キホーテを殺した男』を例に出す、
オープニングから始まり、
なぜ、プロデューサーであるピーター・チャンがこの作品にこだわったのか、
が明らかになる。
自身も出演した、父・陳銅民の監督作『赤膽好漢』(73年)のリメイク。
99年「Applause Pictures」を立ち上げ、
その企画に賛同した旧友テディ・チャンが監督として動き出す。
だが、そこにはSARS、資金難に、仲間の自殺とさまざまな困難が立ちはだかる。
陳銅民のインタビューやオリジナルのシーンのほかにも、
衣装合わせ中のイーソン・チャンの写真や、
アクション訓練中のアンジェリカ・リーのVなど、お宝映像も登場。
だが、10年史を50分程度に収めるのはムリがあるわけで、
大陸資本が入ってからのトントン拍子
(香港映画祭で上映された07年版に追加されたシーン)は、
ただのメイキング・ダイジェストになっている。
まるで、昨秋放送の「NHKスペシャル」で補完してくれといわんばかりで、
あと30分ぐらい長くても良かったんじゃねぇの、というのが率直な感想。