アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

十月圍城

2009-12-23 00:39:42 | くれい(映画)
今回のリピートは、これだけ。

テディ・チャン監督作とクレジットされてるものの、
ピーター・チャンも、ドニー・イェンも、
そしてアンドリュー・ラウも、みんなで持ちまわり。
それは前半戦と後半戦の構成でも明らかだ。

なにより、孫文来港から始まる後半戦(140分のうち半分)が
恐ろしく素晴らしい。
70分ノンストップという、スゲエことになっているのだ。
(その点でも、『アバター』超えだろう)

それだけに、来港5日前からの前半戦が悔やまれる。
テディ・チャンらしいというか、緊張感ねぇダルダルな部分もある。
リピートしてわかったが、前日のエピソードを描きすぎ。
登場人物が異常に多い話だからしょうがないが、
あそこで完全にリズムを失っている。
でも、それが終われば…。

それから、作り手のこだわりからか、
しっかり広東語と北京語を使い分ける映画になっており、
大陸の映画館でも、同様の言語での上映になっていた。

なんか小難しい映画にもみえるが、
じつは『イースタン・コンドル』『上海エクスプレス』系の
オールスター競演のエンタテイメント大作。


ryoさんへ。

2009-12-23 00:08:51 | くれい(その他)
別にDVDで買おうが、見ようが、
映画館に足運べばいいじゃないですか。

でも、アジア映画好き=映画好きじゃないから、
意外とリピート人口が少なく、
それが単館規模で露骨に出てしまうんですよね。
『エレクション』はその最たる例でしょう。
フィルメックスで観たからみたいな。。。