アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

入場料60元、DVD12元。

2005-04-18 23:12:01 | くれい(映画)
上海での『イニD』取材の空き時間に映画館に行った。

大陸では、マルコ・マック監督最新作『借兵』を先行上映中。

ニン・チン×レイモンド・ウォン(+カール・ン)競演が売りで、
ダメ映画の匂いプンプンなので、入場料60元も惜しくない。

ストーリーはというと、
ニン・チン扮する銀行員がマネーロンダリングの疑いのある口座を発見。
あたりまえのように何者かに命を狙われ、
黒社会のボスに頼んで、ボディガードを依頼する。
そこで現れたのが、ウォン扮する元恋人率いるヒット・チーム!

なにがスゴいかって、その後『ザ・ミッション/非情の掟』のパクリっぷり。
メンバーには『無間道』のイブシ銀、呉廷(バーグ・ウー)がいて、
ピーナッツならぬ、ヒマワリの種を食い続ける(ラム・シュより食い続ける)。
ショッピング・モールのニン・チンを護衛していると、
予想通り、殺し屋がやってくる(アクションはやや派手)。

さらにオチは、(誰も望んじゃいない)ドンデン返しの連続!
(ニン・チンは、『三岔口』撮影でスキンヘッド状態。
じつはヅラというオチは、ドンデン返しのひとつには入らない)

劇場出て、デパート行ったら
『借兵』正規版DVDが12元で発売中。
安いっつーか、初日は3月31日だったろ!