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陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

オカトラノオ

2010年06月14日 | 野草

 

  東海地方も、いよいよ梅雨入りしました。

 

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  梅雨に合わせるように、今年も「オカトラノオ」が

  咲きはじめました。この季節によく会う花です。

  数年前、井川の道端から1本持ってきて植えた

  のが、こんなに繁茂して、他の植物を押しのけて

  しまいました。

 

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 山野草の盛衰の裏に、たくましい生命力の戦いを実

 感します。私も、梅雨に備えて、雨どいの枯葉を除い

 たり、ペンキを塗り替えたり・・・、ワイルドな暮らしの

 ささやかな自衛を続ける毎日です。

 

 


花言葉・アマリリス

2010年05月26日 | 野草

 

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 ずっとずっと昔、隣に住んでいたおばあさんから、

 頂いたアママリリス。今朝見たらギョットするほど

 華やかな花を咲かせていた。しかも半端じゃない。

 

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 私の好みじゃないのだけれど、垣根の隅に植えて

  おいたのが、何十年かで巨大化したのだ。

 花言葉を調べたら西洋では「おしゃべり」とある。

 「なるほど」と思ったが、それを日本の花言葉で調

  べたら 「誇り」 「内気な美しさ」 「虚栄」となった。

 「内気な美しさ」と「虚栄」?  何だか不思議・・・。

 


セントウソウ

2010年03月10日 | 野草

 

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 花弁直径1~2ミリの花を束ねたような小さな雑草ですが、

 春が来ると先頭に立って「春だよ!」と叫んでいるようで、

 この名前が気にいっています。

  *       *        *        *

     セミナー・カフェ「大人の冒険」縄文編

 好評の内に終了しました。ご協力ありがとうございました。


ひめやかな想い

2009年10月22日 | 野草

 

 秋の冷ややかな空気に、薄紫の花が映えます。

 

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 花の名前は、セキヤノアキチョウジ。

 「ひめやかな想い」というのが、この花の花言葉だそうです。

 きゃしゃですぐにぱらぱらと散ってしまう花の姿が

 「はかない想い」に重なったのでしょうか。


まるでニンフのよう・・・。

2009年10月18日 | 野草

 

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 何処にでも咲いているシュウメイギクですが、

 夕暮れの庭で,ゆらゆらと風に揺られている様が、

 あまりに可憐で美しかったので、シャッターを押しました。

    *           *          *

 陶芸は、大物作りが終わり、

 日用雑器の製作に取りかかっています。

 使いやすい織部の器を作ります。

 ご期待ください。


秋の実・3

2009年10月12日 | 野草

 

 私は、美男葛(ビナンカズラ)と呼んでいますが、

 これは俗名で、実葛(サネカズラ)が正式名だそうです。

 

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 庭の垣根に巻きついている雑草の類ですが、

 秋になると赤い大きな実をつけます。

 あまり上品な実ではありませんが、

 昔は、これをシャンプー代わりにしたとか・・・・・・。

 どうやって使ったのでしょうかネ。

 


秋の実・2

2009年10月09日 | 野草

 気がつくと、木々が一斉に実をつけています。

 

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 これは、よく見かけるコムラサキ、

 普通これを「紫式部」と呼んでいます。

 太陽の光が秋になると、「秋色」 に染まる実です。

      *            *

 小さな庭先に見つける「宇宙」の神秘です。 


ホトトギス

2009年08月20日 | 野草

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 今年は、山で不如帰がよく啼いていました。

 姿は見えないのですが、

 その鳴き声で「ホトトギス」だとすぐに分ります。

 写真は、植物のホトトギス。

 ネーミングは、

 ホトトギスの体の模様と似ているからとのことですが、

 形が実に奇妙で、なんとも芸術的です。

 竜爪山から来たので「ヤマジホトトギス」と思われます。

 

 5種類あるホトトギスの内、2種類が咲き始めました。

 地味だけれど好きな花の一つです。


蓮華升痲・レンゲショウマ

2009年07月14日 | 野草

  

 しばらく前まではウグイスやホトトギスが鳴いていた谷津山で、蝉が鳴きはじめました。

いよいよ「夏」です。今年は、「選挙」の暑い夏になりそうです。

 

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写真はレンゲショウマです。

花弁の一つ一つが蓮華のようになっていて、

ショウマのなかでも「最も美しい」と言われる花です。

今年は、たくさんの花をつけました。

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 * 夏を迎えて、アトリエでも暑い戦いが始まっています。


檜扇・ひおうぎ

2009年07月03日 | 野草

 

 ホトトギスの緑の葉の中から、鮮やかなヒオウギの花が顔をだしました。

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 この花の色は、焼き物で言ういわゆる「緋色」です。だから、花の名前も緋扇でもよさそうなのに、なぜか「檜扇」」なのです。焼き物でこの「緋色」をだすにはなかなか難しく、特別の土を使って特別の焼き方をします。

 神様の造った自然の色が、いかに神秘に満ちたものか、判りますネ。

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