陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

花皿

2008年06月27日 | 作品紹介

バリエーションを楽しむ

Img_0981 基本の大皿。

 桜の花をイメージした。

同じく桜の花びらをイメージした銘々皿。

Img_0984 家族全員分あり、

取り皿として用いる。

二つの皿を組の組み合わせると・・・・。

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 大皿を中心に

 取り皿が花弁のようになる仕組み。

これで、パーティテーブルの主役に。

T.Sさんのアイディア作品。


雨・あめ

2008年06月23日 | インポート

 連日の雨・あめ・あめ。

Img_0968 わが家の庭は、もうすっかり雑草に覆われています。

 大工さんが入っているのですが、仕事は少しも進みません。

Img_0962  雨の中で、花たちの蕾が膨らみ始めています。

 

これから先、「草取り」が思いやられます。


琵琶語り

2008年06月05日 | 日記・エッセイ・コラム

 伊勢に行ってきました。

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 といっても伊勢神宮参拝ではありません。五十鈴川沿いのおかげ横丁にある五十鈴塾で、ETT(energy think together)の集まりがあり、それに参加したのです。(写真はおかげ横丁)

Img_0913_1_3 そこで、思いがけず琵琶の語りと出会いました。

Img_0914_3 演奏は、若手琵琶奏者の坂田美子さんと石田さえさんのお二人。

            

  平家物語・壇ノ浦の合戦最期の場面から     

  戦いに敗れた平家の武者たちは、生きて恥をさらすまいと次々に海に身を投じていきます。波間に揺れる船の中では、8歳になる安徳天皇に「海の底にもきっと都はあるもの」と諭す二位の尼、黒いおかっぱ頭を揺らせながら、はるかな伊勢神宮の方向に手を合わせこの世の別れをする幼い安徳天皇、(この日、伊勢での演奏のために、伊勢神宮の出てくる場面を演奏曲目に選んでくれた)

 あるときは激しくバチをかき鳴らし、ある時はささやくようにバチを爪弾き切々と物語る「琵琶語り」に、会場はし~んと静まり返って今にもすすり泣きの声が聞こえてきそうな雰囲気です。

Img_0916  

 

 私たちは、テレビや映画で日常的にリアリティ溢れるたくさんの場面に接しています。でも、実は自然の音にも自然の動きにも人の心の機微にも、とても鈍感になってしまっているのではないかしら・・・・・・・、あふれるような感情表現の世界に触れて、ふとそんな思いがしました。

   古典芸能の奥の深さを垣間見た感じです。

  

     


オカトラノオ

2008年06月04日 | 野草

 入梅いりしたとか、ぐずついた天気が続いています。

Img_0925  二週間ほど前からふくらんできた花が、急に伸びて、ほんものの「虎の尾」のようになりました。

  これ、たくさんの白い花の集合体なのです よく見ると、とても可憐な花です。

Img_0927_2  拡大図・クリックすると拡大します。

  

 三年ほど前、井川高原(静岡市)の道端に咲いていたものを採ってきて植えておいたら、こんなに増えました。Img_0929

 

 どうしてこんな形の花になったのか、何が理由があるのでしょうが、自然の造形はまことに不思議です。