陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

静岡県 工芸美術展

2010年11月26日 | インポート

 

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 今、静岡県立美術館県民ギャラリーで、「静

 岡県工芸美術展」が開催されています。

 陶芸、染色、七宝など124点の作品の中の

 最優秀作品に贈られる「静岡県工芸家協会

 会長賞」を、私の作品「ノスタルジア」が頂き

 ました。

 

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 「ノスタルジア」とは、私の中にある古代へ

 の憧憬(あこがれ)の気持ちの表現です。

  縄文の壺などに見られる稚拙だけれども

 生命力に満ちた装飾模様、日本だけでなく

 世界中の遺跡に刻まれている「渦」模様。

 人類が描くことを覚えた時から始まったこれ

 らの模様に秘められた人類の祈りや想いが、

 数千年の時を隔てた現代の私たちの心に脈

 々と伝わってくるのを感じます。

  そんな思いを、黒と金の素材を使って現代

  的に表現したいと思って創った作品です。

 

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  夕方、美術館を出ると、行き道は紅葉で

  美しかったけや木並木が、真っ赤な空を

  背景に燃えていました。このあたりは、

  静岡でも最も美しい場所です。

     *展覧会は、12月5日までです。

  

  

 


都の紅葉

2010年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

  

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 写真は、京都南禅寺山門から見た南禅寺の

 紅葉です。(うまく撮れていませんが・・・・・)

 

 * 所用で関西に行ったついでに京都に立ち

 よりました。京都・永観寺の紅葉が見事だと

 聞いていたからです。紅葉真っ盛りというには、

 ちょっと早かったようですが、それでも哲学の

 道から永観寺・南禅寺のあたりは、紅葉を求

 める人々で賑わっていました。

 それにしても、何千年もの歴史と今が共存す

 る「京都」とは、何と贅沢な街でしょう。歴史を

 刻み込んだ山門から透けて見える紅葉を眺

 めながら、つくづくそう思いました。

 

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  *清水寺でも永観寺でも、午後5時半から

  9時半まで「紅葉のライトアップ」をしてい

  ます。京都におついでのある方、この季節

  だけの見事なイベント、お仕事の後にでも

  お勧めです。

 


勝沼ワイナリーめぐり

2010年11月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 18日は、ボジョレーヌーボーの解禁日です。

 紅葉が始まり、空気が冷えてくるこの季節が、

 ワインのおいしい季節です。

 

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 山梨県勝沼は、日本のワインの90%以上を

 製造する地域。この地域だけでも30軒以上

 のワイナリーがあります。

  このワイナリーを訪ねて、それぞれのワインの

 味をを楽しむというツアーに参加してきました。

 

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  写真はお目当てのグレースワインのワイナ

 リー、ゲットしてきたグレースなワインで、おい

 しい料理を頂くのは、この季節の最高の贅沢

 です。