陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

アトリエ便り

2020年11月20日 | 陶芸

小春日和の穏やかな日々が続いているというのに、またまたコロナが勢力を増してきました。再び自粛ムードが高まっています。

そんな中ですが、アトリエでは12月に開催される展覧会に向けて、作品づくりに燃えています。日常の雑器から離れて、それぞれが自分の感性にあったオブジェの制作です。

 

高さでいえば、30センチから50センチくらい。重さで言えば、5キロから10キロくらいの土を使って、

思い思いの作品に挑戦中、ここ二か月ばかり悪戦苦闘が続いています。

 

 

力作ぞろいの現代陶芸の作品・・・・・、                   

                   完成が楽しみです。 乞う ご期待!!


11月、早くも晩秋です。

2020年11月03日 | 日記・エッセイ・コラム

11月、今年も「日展」の季節を迎えました。開始は10月30日でしたが、今年はコロナでオープニングセレモニーもなし、各自が自分の作品を確かめに行くという、ちょっと寂しいものでした。でも、行ってみると会場はいつもと変わらぬ力作ぞろいで、この展覧会に掛ける人々の思いが溢れていました。(ミスをして写真添付ができません、後日改めて)

      *        *        *       *

東京に2泊して帰宅すると・・・見て下さい。出かける時にちょっと顔を出していた椎茸が15センチほどの大きさになっていました。去年の春信州から買ってきた1本の原木です。いつまで待っても何の変化も見せないのですっかり諦めていたのが、晩秋になってのお目ざめです。あまりの大きさにどう食べたものか考えてしまいます。

 

こちらは柚子、豊作という程ではありませんがちらほら色づいてきていい感じです。秋の鍋や豆腐や・・・、料理には欠かせな秋の味覚です。

 

つい先日までは若葉色だった檀(まゆみ)の花が、数日の間にすっかり赤色に変身していました。雨上がりの秋の空に赤い実が輝いています。ささやかな庭の、いつもと変わらぬ秋なのだけれど、なぜか心慰められる晩秋のひとときです。

 

  午後三時の晩秋のひかりもっとも美し  

  自我ぐずぐずとありき晩秋のひかり   (金子兜太)