goo blog サービス終了のお知らせ 

陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

七月の風景

2009年07月01日 | 野草

 

 雨の季節が続いています。

Img_2238

ひょひょろっと伸びた茎の先にみずみずしい桔梗の花が咲き始めました。

白い桔梗は清楚な感じが良いですね。

水槽のめだかもこの季節は元気です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

工房では、

8月の名古屋の展覧会に向けて、

新しい作品の製作に挑戦中。

「あっ」と驚くような新しい世界を展開したいな、

と思っているのだけれど・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     


山野草の季節です

2009年05月27日 | 野草

 

 「丘虎の尾」

文字通りオカトラノオと読みます。

Photo_2

 花の1つずつが桜の花のようなのででしょうか、サクラソウ科に属します。

Img_2159

 数年前に、1本だけ植えたのが、ここの環境が気にいったのでしょうか、こんな風に増えて、一斉に花穂をつけ始めました。

Img_2158

 今はまだ蕾が固いので、来週あたりが見ごろでしょう。

 茶花として1本活けても素敵です。

 いよいよ山野草の季節です。


一番のりは,だあれ

2009年03月10日 | 野草

 

 ひと雨降ったと思ったら、まるで一番のりを競い合っているみたいに、花々が一斉に咲き始めました。

      

Img_1915_4

 コブシシ(拳)、 一晩で満開です。

 蕾が「こぶし」に似ているのでこの名前がついたのだそうですが、拳というより開いた子どもの手のひらみたいです。

Img_1926  イカリソウ(錨草)。 前から見ると錨というより十字架みたいですが、横からだと舟の錨のような形をしています。

Img_1924

 毎年おなじみのわが家のヒトリシズカ(一人静)です。去年までの株が消滅してしまい、今年はとんでもないところから株がでてきました。

Img_1945

ショウジョウバカマ(猩々袴)です。 猩々とは猿の一種ですが、花が猿の顔に似ているところからこの名前がついたとか。

Img_1925

 セントウソウ(先頭草)。小さな白い花をつける雑草ですが春が来るとけなげにも先を競うように咲きます。だから「先頭草」というのでしょう。

Img_1917

 おなじみのバイモユリ(貝母百合) です。

 これも今が満開です。

これは、おまけ。何の花か判りますか? 

Img_1941去年失敗したキヌサヤが、今年は 立派に成長しました。収穫が期待できそう・・・・。

寒い冬が終わって春が来ると、このあたりの自然が急に華やぎ始めます。ここに暮らすことの幸せを感じる時です。(写真はクリックすると拡大します)


小さな者たち

2009年02月21日 | 野草

 

 小さな命たちの華やぎの季節です。

 Img_1804         

 うす紫色の

 スミレ。

Img_1801  

白色の

 野イチゴ。

Img_1813  

うす青色の

 オオイヌノフグリ。

ささやかだけれどけなげで可愛いい野の花たちです。


蕗の董

2009年02月18日 | 野草

 庭のあちこちから春の便りが届きはじめています。

          

Img_1788 Top page の写真のふきのとうが、

2週間でこんな風になりました。

ふきのとうは「てんぷら」がいいですね。

Img_1791

拡大するとこんな花の塊。


セキヤノアキチョウジ

2008年10月20日 | 野草

 チョウジというと「丁子」を思い起こす方もあるかもしれませんが、ここでご紹介するのは「セキヤノアキチョウジ」です。別に「アキチョウジ」という山野草もあります。

Img_1418 今、庭に真っ盛りのこの写真が「セキヤノアキチョウジ」。こうしてみるととても美しいのですが、一年に数日のこの季節以外は、かなり長く雑草状態です。

Img_1426

よくみると、花の一つ一つが丁子(クローブ)の形と似ているので、チョウジというのかな、とも思われます。

「丁子」は、「クローブ」の花蕾を乾燥させた香辛料で、 インドネシア(モルッカ群島)が原産です。ちなみに世界の三大香料というのは、ペッパー・グローブ・ナツメグです。 正倉院の宝物のなかにも当時輸入された丁子があるとのことで、 生薬としての花蕾を丁子(ちょうじ)または丁香(ちょうこう)といい、芳香健胃剤として使われました。

Img_1417  このセキヤノアキチョウジは、伊豆の万籟植物園からきたものですが、ちょっとした山(竜爪山)にいくと、ごく普通に咲いています。とても丈夫でよくふえます。

追記 ただ今パソコンの調子が悪く時々故障します。記事がない時はパソコンが故障しているかもしれないと思ってください。メールの送受信にも失礼があるかもしれませんが、悪しからずご承知おきください。


秋の色

2008年09月29日 | 野草

彼岸が過ぎて、朝晩は、急に涼しくなりました。

Img_1373_2  

秋の色は、どんな色?

花で言えば、それは薄紫色ではないかしら。

写真は、イワシャジンです。

雨にぬれて、宝石のように美しい薄紫色です。

紫苑・藤ウサギ・ツリガネニンジン・セキヤノアキチョウジ・みんな薄紫。ムラサキシキブも色づき始めました。

今年は、骨折でひと夏庭の手入れをしなかったので、庭の花は情けないくらい貧弱です。写真のイワシャジンは、今年新しく購入した外来物です。


彼岸

2008年09月20日 | 野草

台風一過、秋の青空が広がっています。

  彼岸です。

  一昨年友人から戴いた白い彼岸花が、

  今年は、3本咲きました。

 Img_1356_2

    

赤いのは、毎年同じところに咲くわが家の彼岸花。

Img_1367


センニンソウ

2008年08月30日 | 野草

 東海地方に豪雨注意報が出て、豊橋では大洪水が起こった。ここのところおかしな天候が続いている。夏休みの最後だというのに、何だか晩秋のようだ。

Img_1324_2 

雨上がりの庭に出てみたら、キンカンの木が、衣で覆われているみたいに白い。

        よく見ると、Img_1325 それは、木のてっぺんまで這い上がった蔦の先に咲いている、白い小さな花の塊だった。

 誰かが植えたわけでもないのに、自然に降ってきたみたいだ。

一見して「天の羽衣」みたいだナ、と思った。ひょっとすると「ハゴロモソウ」って言うかもしれない。調べてみたがそんな花はなかった。じゃあ、もしかして天から降りてきた「天使・テンシ草」、そんなのもない。

Img_1329  答えは「センニンソウ」だった。

 仙人の、白い髭や白い衣を思っての命名だろうか。

白い小さ花をブーケのように結んで、蔦を掛け花に活けた。

 夏休みの子供たちの作品の窯焚きもおわった。二学期が始まる。

*写真はクリックすると拡大します。


イワタバコ

2008年07月17日 | 野草

庭掃除をしていたら、

Img_1075

 思いがけない花が咲いているのに

 出会った。

イワタバコだ。

Img_1083  庭石にへばりつくような格好で咲いている

 ピンク色の小さなキセルのような形の花。

三年ほど前に植えて、

いつの間にか消えてなくなってしまったと思 っていたのが、

ひそかに隠れて生きていたのだ。

Img_1084

このちいさな花の、

精一杯の生命力に、

思わず乾杯 !


オカトラノオ

2008年06月04日 | 野草

 入梅いりしたとか、ぐずついた天気が続いています。

Img_0925  二週間ほど前からふくらんできた花が、急に伸びて、ほんものの「虎の尾」のようになりました。

  これ、たくさんの白い花の集合体なのです よく見ると、とても可憐な花です。

Img_0927_2  拡大図・クリックすると拡大します。

  

 三年ほど前、井川高原(静岡市)の道端に咲いていたものを採ってきて植えておいたら、こんなに増えました。Img_0929

 

 どうしてこんな形の花になったのか、何が理由があるのでしょうが、自然の造形はまことに不思議です。 

 


蛍ぶくろ

2008年05月26日 | 野草

 雨上がりの今日は、本格的な夏日になりました。

 山里には、もう蛍が飛び始めたでしょうか。

Photo この季節のこの野草を、「ホタルブクロ」と名づけたのは、とてもいいセンスだと感心します。

 

Img_0893

うちのホタルブクロは、淡いピンク色ですが、もっと濃い色のものもよく見かけます。

     


初夏の山野草

2008年05月25日 | 野草

 庭の山野草は、「春の花」が終わって「初夏の花」にさま変わりし始めました。

Img_0876  今朝、シモツケソウ が咲き始めました。

 花の束が、煙るようなボヤッとしたピンク色です。

Img_0877_2  それが、よく見ると無数の小さな花からできています。

 写真・拡大してみるとよく分かります。

 シモツケ草は、シモツケと似ていますが、シモツケが木なのに対して、シモツケ草は草なのです。

 その他にも、アジサイ・ホタルブクロ・ムギセンノウ・オカトラノオ・キレンゲショウマなどが、じきに咲き始めそうです。このひと雨で、季節はいっきに「夏」に変わるのでしょう。

 それにしても、自然の演出の見事さには、いつもながら驚かさることばかりです。


つわぶき

2007年11月16日 | 野草

Img_0323  10月ころから咲き始めて、まだ彩り豊かに咲いている        「つわぶき」。

Img_0328_2  蕗というから「フキ」の仲間かと思うが、これが「キク科」の植物。そういえば、菊の季節、花はまさしく菊のようだ。

*今年は、「ヤスデ」というムカデに似た虫が大発生。ご近所でもみんな困って、防虫剤をまいたりしているのだけど、一向に居なくならない。どうしたものかしら。