陶芸工房 朝

アトリエ便りです。どうぞよろしく。

蝉の羽化

2014年07月30日 | 作品紹介

 起きがけに庭に出たらいきなり目に飛び込んできた蝉です。

この季節になると土のあちこちに穴ができて、蝉の抜け殻にはことかかないのですが、今年初めて出会った蝉クン。

   ハジメマシテ、コトシモヨロシクネ

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  輪廻転生・生まれる命

 お前は誰の子 繰り返す 命のみごとさ 

  暁や うまれて 蝉のうすみどり・ 篠田悌二朗 

 


ヒオウギ

2014年07月25日 | 野草

 真夏日はどんどん上がって気温は35度。

思い立って家中の窓を全開にして大がかりな掃除を開始、余りの暑さ故か虫も入ってきません。汗をダラダラ流しながらまさに真夏日を満喫、山からの風が心地よくかんじられます。

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 真夏日を 集めたように 日扇(ヒオウギ)の花

 

 


オトギリソウ(弟切草)

2014年07月17日 | 野草

 猛暑がやってきました。

 昨夜は熱帯夜でなかなか眠れませんでした。

 クーラーのないアトリエで、窓を全開にして、蚊取り線香をもくもくと焚いて、熱中症にならないように水を補給しながら、仕事をしています。

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写真は、夏草の.生い茂る中、すくっと立ち上がったように咲くオトギリソウです。.


岩タバコ

2014年07月16日 | 野草

 夏本番。蝉が鳴き始めました。夜になるとフクロウ(青葉ずく)も鳴きます。本格的な夏の始まりです。

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 庭のじめじめした蹲の傍らで、今年もイワタバコが花を咲かせました。日頃は存在さえ忘れているのに、この季節になると「ここにいるよ」と主張するように小さな花を咲かせます。山の.岩清水の流れ落ちるような湿地に咲くイワタバコ、涼しい風がすーと山から流れてくるようです。

    石清水 流れおちる山路 君と見た花


山百合の花

2014年07月12日 | 野草

 背丈より高くなっていた山百合の花が咲きました。夏の山を彩る女王のような花です。よい香りがあたりを満たします。

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  写真の山百合、よく見ると花びらのところどころが茶色になっているのが判ります。

 実は、1週間ほど前の夕方、もうじき開きそうな花のあたりに白い粉のような虫がいっぱい着いていたのを発見、つい持っていた虫よけスプレーをシューとかけたのです。虫はすぐにいなくなったので、そのことをすっかり忘れていました。

  今朝、咲いた山百合の花を見て驚いたのです。花弁のところどころが火傷の跡のようなケロイド状になっています。かなりの重傷です。 

 考えてみれば、虫を寄せるために美しくかぐわしく装っている花たちに「虫よけスプレー」なんて、酷な話です。そもそも虫よけスプレーそのものが、人間の身勝手な発想だと自然はいうでしょうね。

 


清水さん夏祭り

2014年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム

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 サッカー準決勝ブラジル7対1で惨敗・・、その試合が終了したとたんにパン!パン!と激しい花火の音。 朝7時、「今日は祭りを決行しますヨ」の合図の花火なのですが、何だか日本が負けた時みたいな妙にもの悲しい気分です。

 7月9日は清水さん夏祭りです。静岡で最初の夏祭りということで、若者たちは浴衣を着て花火や夜店を楽しみます。家の庭みたいな谷津山で花火を上げますから、ここからは首を上にあげて花火を仰ぎ見ることになります。

 

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 交通止めになる前にと陶芸教室を早めに打ち切って買い物に行くと、公園の中にはもう屋台が店を出していました。

 早く早く はしゃぐ子供の声 あれはいつの日のこと


文月(7月・ふみづき)

2014年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 なにやかやとあわただしく暮らしているうちに今年も半分が過ぎてしまいました。

 陶芸の場合、作品は成形してからひと月の乾燥期間が必要ですから、どうしても展覧会の3か月前には制作にかからなくてはなりません。いつもは夏休み頃から取り掛かるのですが、今年は前倒しをしてオブジェの制作を開始しました。といっても順風満帆というわけにいかず悪戦苦闘というのが実情です。あれもこれもができない質なので、庭まで手が回りません。

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 生い茂った夏草の中に白い桔梗が咲き始めました。

   白い麗人 きょうは バックシャン

 


収穫

2014年07月01日 | 日記・エッセイ・コラム

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 プランターに植えたプチトマトが実りはじめました。ありふれた風景なのでしょうが、朝庭に出て赤い実をもいでほうばると、なぜか豊かで「しあわせ」な気分になるのです

 プチトマト もいでほうばり 今日もいい日になあれ

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 蛇足・キュウリもこんなに可憐で素敵です。