2019・7・16、人間の霊性
[合掌心]
『人間の霊性の、もっとも敬けんな姿は合掌』でしょう。亡き人に香華(こうげ)を手向け、その霊に孝養を尽くします。その間一貫して、合掌の姿を忘れません。
その他の動物には、ないようです。猿も、亡くした赤ちゃんをいつまでも抱いているといいます。死の観念がありません。
もちろん、祀る観念もありません。
『合掌とは、祈る心』のことです。
その祈りは、何に通じるのか、神のみこころに、寄り添う気持ちを持ち続けるためです。
そしてそれは、『天地一切のものへの感謝が合掌』です。『神に感謝する気持ちで、人への感謝を忘れず』『人と心を合わせて生きる生活』
一人、ひとり、考え方もちがうけれど、そんな人様のおかげで、私たちは生かされています。まさに、『神に合わせる心』をもって、『好き嫌いなく、人様に自分から合わせていくのが、合掌心』です。
『合掌は無邪気にして、無抵抗のすがたなり』
『合掌は、慈悲と慈愛のすがたなり』
このすがたには、守りのワザが働いて、道が将来にわたり、開けるでしょう。
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