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しの笛と能管

2014年02月03日 | 日々の出来事
笛を教えていると本当に色々な発見があります。
笛は吹いてる人の息がそのまま音になるので、本当に吹き手の気持ちが音にのります。
吹き方や音色はその人自身を反映します。
日によって心の状態も違うし、体調も影響しますし。

せっかく笛のお稽古に足を運んでくれた方には何か持って帰ってもらいたい。(物じゃないですよ。)

それから教える限りは上手くなって欲しいので、
ひとりひとりよく観察して、良くないところを指摘します。
それとこれはいいなと思うところは、はっきりと「それはいい!」といって意識してもらうように心がけてます。

初めすごく下手でも時間をかけて少しずつ上手くなる人もいてれば、飲み込みが早くてすぐにコツをつかんで音がなる人もいてます。

どちらがいいのかわかりませんが、笛のお稽古をしていて思ったことは、人によって上達の速度は違うということです。

そして自分の音色をみつけることができた人は宝物がひとつ増えたことになります。
コメント
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