ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

円月橋修理 組み立て開始です

2012年01月30日 | 後楽園円月橋日記
12月21日の日記で、円月橋の組み立てが近いのかと期待する日記を書いていましたが、
実は組み立てはそれほど間近ではありませんでした。

あれから今日までの進行状況を記録しておきます。

2011年12月22日。
昨日あった大きなクレーンはいなくなっていました。
その代わりにプレハブ作業小屋の前にあったのがこいつ。


「かにクレーン」
これを使って、小屋の中に仕舞われていた部品を外に並べる作業をしていました。


昨日のおっきいクレーンについて作業の方に尋ねると、
あれはこれから本格的に組み立てに入ると、橋とクレーンの間にある樹木が
作業の邪魔になる。それで伐採した樹を運び出すためのクレーンだったとのこと。

明けて2012年1月13日。

しばらく動きがなかったのですが、この日は作業員の方が足場に乗って
欄干付近の穴(ダボ穴?)の中を清掃していました。


年末に一度仕舞われた部品も再び外に。

左上の色が違う部分がモルタルかなんかで補修した跡と思われ。


1月26日。


東京にも積雪があった数日後。

ようやく本当に組み立てをするためのクレーンがいました。


年末に見たクレーンよりはるかに大型。
およそ25m離れた場所から橋の上まで伸びてきます。


橋のたもとで指示を出す職人さん。
渋いです。かなり高齢、大ベテランらしいチームで作業が行われます。


1月30日。今日ですね。


橋の一番高いところに、ついに欄干がひとつ立ちました。
円月橋組み立ていよいよ開始です。


最初の一個はここでしたか。ちょっと意外な感じ。


1年以上橋の上に乗せられていた重しが全部取り除かれました。
今この状態だと強度が弱いはずなので、地震とかは来ないで欲しいです。


久しぶりにむき出しになった床面。
去年の2月20日の見学会の時には、この上一面に裏山の樹木のぶっとい根っこが
走り回っていました。
これから未来に向けてそのあたりはどんな対策が為されるんでしょうね。


ちょっと写真が地味なのできれいなのいくつか貼ります。


1月26日。藤棚横のクリーク。これも神田上水の流れの末端です。


打掛で撮影会。新郎新婦に、それなりの機材を準備したスタッフが4人ほど。
来週、挙式を挙げるお二人だそうです。
結婚式ではドレスだけなので、事前に打掛の写真を撮っておくんだそうです。

今調べたら「前撮り」って言うんですね。
ああ、こんな感じでできあがるのか。
きれいなお嫁さんが修理前の円月橋の前でポーズされています。
お幸せに。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 法事はいつもイタリアーノ | トップ | つきつけられる現実 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
takako (takako)
2012-01-30 18:26:42
ブルーのクレーンが綺麗ですね。よくこんなに
撮れましたね。
物を作るって大変なことです。
しみじみ。

前撮りってお金も高いそう。
takakoさん (B)
2012-01-30 19:15:52
今はクレーンがあるからいいのですが
江戸時代の人たちはこれらを電気もエンジンも使わないで
組み立てたんですからたいしたもんです。

前撮りの料金ですが、リンク先の業者さんで
115,000円でヘアメイクに衣装代に300カットの撮影に
送迎車両までついています。
時間がある今! いかがでしょうか(^^)

コメントを投稿