ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

仲宿 聚幸園 (シュウコウエン)

2024年02月25日 | 食べ物のはなし

仲宿商店街の一番北側。あとちょっとで環七に出る辺りに一軒の入りにくい中華料理店があります。その名も聚幸園 (シュウコウエン)。
入りにくいと書きましたが、ちょっと前まではこの写真よりもっともっと入りにくい店構えでした。

自分で撮った写真が見つけられなかったのでグルメサイトからの借り写真ですが、数年前まではこんな感じでした。
べたべた貼られた紙と、黒いボードにチョークか白いペンキで書かれたメニューがたくさん。
店内が見えないドアにも貼り紙があるので更に入り口に向かう気力が奪われてしまいます。まるで外部からの侵入を拒む結界の様な貼り紙群。
店主は客に入ってもらうために張り紙や黒板の文字で美味しい物や低価格を訴えかけているのでしょうが、逆にそのせいで入れなくなるという矛盾。
前を通る度に何度もお店の外観写真は撮るのですが数年間入店できないお店の一つでした。
2枚の写真を比べて見ると最初の写真の方が白い壁面も良く見えて、文字もホワイトボードに黒と赤の文字で見やすくすっきりしました。

それでついに私も結界を越えてお店に入ることができたのです。

メニュー多い!

一押しの担々麺だけでも(汁あり・汁なし・カツオだし)×(温・冷)=6種類。

これはボトルキープなのかな。おつまみ系単品料理もごまんとあるので飲みに来る常連さんが多いということです。

基本中の基本の黒ゴマ担々麺をいただきました。通常880円ですがランチタイムは100円引き。
つじ田の辛みとキレの「成都」、旨みとコクの「正宗」という分類に当てはめれば正宗系です。クリーミー胡麻たっぷり。
とても美味しいです。担々麺は中麺か中細麺が多いのですがこちらのは太めの多加水麺。つるりんとしたのど越しが良いです。
これは他のメニューも期待できそうです。
現時点で「町中華で飲ろうぜ」にも「町中華探検隊」にも見つかっていないようなので今がチャンス。
板橋はテレビでしょっちゅう紹介される町中華が数軒ありますが、そういう有名店に並んで食べるのは愚の骨頂と思っています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 防音工事 | トップ | 戸田橋の親柱 »

コメントを投稿