小豆沢公園の裏をぶらぶらしていて見つけました。
この場所から2.5km北で、荒川を越えて板橋と埼玉を繋いだ戸田橋の親柱です。
戸田橋としては初代が明治8年に架けられた木橋、2代目は大正12年に架けられて3年後の関東大震災で落ちました。
3代目は昭和7年に当時の橋梁技術の粋を集めた近代的なトラス橋の鉄橋。震災復興の願いも込めて作られた長さ545mの大橋でした。
昭和53年に現在の4代目が完成し、3代目は解体されましたが橋の顔である親柱は保存されることになりこの地に据えられました。
アールデコを基調とした優雅な姿。この近くに住んでこの近くの会社に勤めていたのにちっとも知りませんでした。
埼玉側の親柱は戸田橋親水公園にあります。
こちらは2021年春に戸田公園に花見に行った時に見つけて写真を撮っていました。ブログでは使われなかった写真が3年後に日の目を見ました。
板橋の方のは銅製の照明が残っているのに戸田のにはついていないのはどうしてなんだろう?
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