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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

オカリナ・ブーム

2017年09月17日 | 音楽な話

7月に法事の後で家族と寿司屋に行って、そこでいきなり実兄が店内でオカリナを吹きだしたという話、御記憶ある方もいらっしゃるのではと思いますが。いなかったら悲しい。
あの日初めて吹いたオカリナの柔らかい響きが忘れられず、私もとうとう1本買ってしまいました。アケタというブランドの中級クラスのC管です。1万円。
初めて運指表を見ていろいろな指使いを知りました。驚いたのはC管といいながら、この楽器ではその下ののB,Aまで出せます。
リコーダーの場合C管なら全部の穴を塞いだ一番低い音はCに決まってますし、F管ならFです。オカリナの「基音」の下三度まで出るというのは吹いてみるとかなり意味があります。

コンパクトな楽器なので外での暇つぶしにも使えるかなと思って自転車のバッグに入れて代々木公園で吹こうと思ったのですが、いざとなるとこれがなかなか難しい。
広い公園の人けのない隅っこで吹けばいいだろうくらいに思っていたのですが、公園の隅っこって「人けのない公園の隅っこが好きな人」というのが必ずいるんですね。どの隅っこにも。
静寂を求めて公園に来た人に聞こえる場所で下手な笛を吹くのはメンタル弱い私にはかなり難しかったです。

逆に人けの多い広いところ、このあたりだとギターを弾く人やサックスを吹いている人などもいるのでその中に混じろうかと思ったのですが、やはりいざとなるとビビります。
そう考えると、いきなり寿司屋で突然吹き出す私の実兄と言うのはなんという図太い神経なのか。本当に兄弟でも正反対ですね。まあ子供のころからそんな感じでしたが。

ということでこの連休もけっこう吹いています。簡単な楽譜も買いました。ジブリとか吹いています。ネットに伴奏を提供しているサイトもあって合わせて吹くととても楽しい。
考えてみると去年の今頃突然俳句にはまっていました。今年はオカリナです。俳句は2か月で終わってしまいましたがオカリナはもう少しがんばりたいものです。
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恋の季節

2017年08月21日 | 音楽な話

わーすれられないの(わすれられないの)

こーいは(るるるるー)

もーえーたーよーーーーーーー(ちゃっ)

エンディング。

ファンサービスのこみる&キラーズ記念写真。

記念写真別角度から。

年に2回のお祭りセッション。
最初はあまちゃんの「潮騒のメモリー」からかな。そこからモモクロに行って「恋ダンス」やって。
Rさんの別人格がどんどんエスカレートしていきます。楽しそう。

本番前の楽屋で。
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クラロク

2017年07月31日 | 音楽な話

クラシック・ロックセッション。略してクラロク。
Deep Purple、Led Zeppelin、Uriah Heepあたりが王道なんでしょうが、普通に2000年以降のバンドもありますし歌謡曲もいっぱい。
私が弾いたのも明菜の「北ウィング」と聖子ちゃんの「青い珊瑚礁」でした。
高校の頃、ロックバンドに憧れながらも結局「未完成交響曲」とかを弾いていたという無念さもまだあり、いつかはやりたい王道ロック。

先にFBで書いちゃったネタなんですが、新しいチューナーの取付位置を学びました。通常一番先っぽに挟んでいるクリップをブリッジに近い方に。メーターは裏側。
実際やってみると分かるんですが、目とメーターへの距離がかなり違う。とても見やすいです。前からの見栄えも改善されます。おすすめです。
写真のリッケンやSGみたいにペグが両側にある奴だと僅かにチューニング時に邪魔かもしれませんが、ジャズベタイプならさらに問題なしです。

最初の頃は4千円くらいしてた記憶がありますが、最近では千円を切るのも普通です。いちいち付け替えるのが面倒なのでちょいちょい買います。(そしてすぐ紛失する)
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寿司とオカリナと私

2017年07月18日 | 音楽な話

この3連休、東京では一か月早いお盆でした。猛暑でしたが三茶まで墓参に。
今までの流れですと、墓参の後は決まってイタリアンレストランだったのですが、あまりの暑さにこってりしたものを食べる感じでなく、その2軒となりのお寿司屋さんに行きました。
ともえさん。昭和になる前から246沿いで開いていた老舗が3年前に栄え通り商店街を抜けた奥に移転。モダンなお店で営業しています。何度となく前を通り気にはしていましたが入るのは初めて。

貝と光り物を多めに、白身は少なめに、という注文でお任せ。ネタも腕も良くて美味しかった。
カウンター6席とテーブル2席のコンパクトなお店でした。食べている最中に兄がバッグからいきなりオカリナを取り出しました。
まさかと思いましたが、大将に「ちょっといいですか」と許可を得てからいきなり演奏開始。(うちの4人意外に他のお客さんはいません)

喜々としてオカリナを吹く兄。聞けば3ヶ月ほど前からはまっているとのこと。鞄の中にはサイズの異なるオカリナがもう2本入っていました。
兄、来年60歳。これでも一部上場企業の執行役員をやってます。子供のころからずっとヘンな奴でしたが、そういうのは何年経っても変わらないんですね。

そういう私も楽器であれば興味はないわけではありません。お寿司を食べた後で実家に移動して、そこでオカリナ2本で1時間半ほど延々とデュエットしていました。

私自身は陶器でできたちゃんとしたオカリナに触れるのは初めてですが、指使いは8割リコーダーと同じですので5分も触っていれば簡単なメロディは吹けます。
息の強弱でかなり音程が自由に変わります。ということは逆に正しい音程を保つのが難しい。
ポーポーと小さな音の楽器のイメージでしたが意外やけっこうな音量がでるのはやはりそこそこの高級品だからか。(1本2万円程度です)アケタ、というメーカーのオカリナがいいそうです。

一曲だけ動画でも。「埴生の宿」。うちの兄弟は恥ずかしながらほとんど会話らしい会話のない兄弟なのですが、そこに楽器さえあれば楽器ではずっと会話ができます。
途中で旋律と伴奏が入れ替わったり、先に行くか戻るかとか、どれくらいアドリブを挟んでどこでやめるかとか。そういうことは音を通じて伝わるものです。面白いですね。楽器がないと沈黙するのに(笑)
今、見返して見るとやはり慣れない楽器で音程をどうするか必死に探っているのがわかります。てゆうか一番難しいのはユニゾンになる音かも。
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YesのAmerica

2017年07月09日 | 音楽な話

セッションでYesのAmericaという曲を演奏しました。
昨年の今頃、ベースのうんまい人に楽譜をもらってから1年、何度か演奏の機会を狙っていたのですがなかなかロン(全パートメンバーが揃うこと)しなくてようやくって感じです。
でも今にして思えば、あまり早い段階で演奏にならなくて良かった。昨夜でなければかなり中途半端な、まあ言ってしまえばいつもの適当な演奏になるところでした。
プログレにしては無駄に凝った変拍子もなく、サイモン&ガーファンクルのアメリカを原曲の3/4拍子を倍の6/4にして更に3つの四分音符を2拍3連に扱って4/4にしたもの。
なので頻繁に4/4、6/4、12/8が交錯しますが基本ほぼ同じスピードなのでそれほど合わせにくい場所はない、、、、はずなのですが、実は一か所けっこう苦労していました。
その場所の合わせ方が分かったのがセッションの4日前の火曜日のこと。遅すぎますが、それでようやく人前でやろうって気になりました。

そもそもこの曲、原曲のリリカルな雰囲気をリズム的にぶっこわしている上に曲が10分33秒と無駄に長い。そして中盤から楽譜3枚分がほとんどギターソロ。
もともとそれほど好きな曲では無かった上に一時期かなり連続して演奏されていたせいもあって、ちょっと敬遠していた曲でした。
ベースもクリススクワイアにしてはかなり珍しくブルース的な音の組み立てで、けっこう弾きます。上の写真はその歌の出番のない長いギターソロの途中と思われます。
どうやらベースアンプのボリュームが少し上がり過ぎていたようでギタリスト(お店の店主)からは演奏後に苦言がありました。どうもすんません。
しかしまあ小さかったと言われるよりはいいかと。普段は音のデカすぎる人にはけっこう厳しい私なんですが今回だけは許して下さい。アメリカだけに。
実際に通して演奏して、曲への理解も深まり、今では苦手を克服して好きな曲になれました。

夫婦で共演しているこれは同じくYesのwalls。ボーカルはこみるさん、うさぎさん、さかなちゃん。

無事に第81回のセッションが終わりました。
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ELPセッション

2017年06月22日 | 音楽な話

Emerson, Lake & Palmerの曲だけを集めたセッションを見物して来ました。会場はいつものあそこ。

Knife Edge
Karn Evil #9 - 1st Impression
Changing States
The Score
Hoedown
Take a Pebble
Tarkus
Karn Evil #9 - 2nd Impression
Jeremy Bender
The Endless Enigma
Fanfare for the Common Man ~ Rondo
Jerusalem
Lucky Man
Nutrocker


こちらのキーボードの方はコピーバンドをやってらっしゃる方のようでしたが手慣れていて上手い上にエンターテインメントもあって完璧。
他の皆さんもすごかった。

良い供養になったんじゃないでしょうか。Rさんは念願のエルサレムを歌いました。
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YES ファーストロゴペンダント

2017年03月13日 | 音楽な話

Yesのロゴのペンダント。シリーズ第3弾ができあがりました。ファニーな吹き出し風のデザインは1968年の記念すべきファーストアルバムのジャケットから。

オリジナルはこちら。今は亡き初代ギタリストのピーター・バンクスのデザインによるものです。
製作は前回に続いてオリジナルジュエリーのRee & TAKAご夫妻にお世話になりました。1月の末に思いついてLINEでいろいろとご相談させていただきました。

シルバーの板に自動彫刻機でデザインを掘り、TAKAさんが細い鏨(たがね)でざらざら部分を仕上げて、、、

吹き出しの形に糸ノコで切り出しています。なんと糸ノコ手動じゃないですか!切り出したものに金メッキをして完成です。

裏面。

せっかくなんで今までに作った兄弟と並べて見ました。左:イエススクエアロゴ、中央:90125ロゴ
3月11日にセッションがあったのでそこでお披露目となりました。

ええと、私が首に下げていますがこれはRさんが演奏直前に自分がしていたのを私の首にかけてくれたのでした。人前でペンダントなんてするの人生初です。

ちょいアップで自撮りしてみました。昨年10月のt来日公演で買ったファーストロゴTシャツにファーストロゴペンダント。
ちなみにベース持ってる写真を友人(女性)に見せたら「実はぼるさんて地味にカッコイイよね」とのコメントをいただきました。「実は」と「地味に」が余計ですな。

ということでReeさん、TAKAさんありがとうございました! 次回はプラチナのごっついのとかで注文してお店の売り上げに貢献できるよう貯蓄に励みます。
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POPSな音楽会 2017年冬「恋」

2017年02月15日 | 音楽な話

年に2回のなんでもありのお祭りセッション。今回も総勢40人が妙技を披露致しました。これは開会直前の演奏側からの風景。お店広くなってよかった。

そしてこちらがその曲目の演奏中の風景。 リンダ・ロンシュタットのIt's so easyという軽快な曲をやっているところ。
セッションなので事前の練習や打ち合わせもなく、集まったその場所でせ~のってやるわけです。もう慣れてしまいましたが、それができるってやっぱ楽しい。

Rさんはというと秋に私もはまって見ていたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディング曲「恋」のダンサー役。



前回はももクロを踊っていました。本人、踊るということにけっこうはまりはじめているのではないかと思います。

ちなみに衣装はこのガッキーのあれを再現したもの。

次はまた9月位でしょうか。楽しみなことです。
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アーレン社のオルガン

2017年01月17日 | 音楽な話

メサイアを歌った青学のホールに鎮座していたオルガン。アメリカのアーレン社のものでした。

画面右端がオルガンのコンソール(演奏台)です。コントラバスを引く若者と比較しても相当大きいってことが分かります。
パイプオルガンですがこのオルガンにパイプはありません。最初の写真にもDIGITAL COMPUTER ORGANという文字が見えますがサンプリングによるPCMの波形合成です。
音はステージ背面に見える階段状になった箱の中のスピーカーから出ます。このスピーカーボックス自体は私が在籍していた1970年代後半から変わっていません。
1970年代にはPCM音源は今ほど一般的ではありませんから、その頃のオルガンはいわゆる電子オルガンだったはずです。



どんな風にしてデジタルでこの膨大なストップの数の音のコントロールをしているのか興味津々ですが、眺めていても詳しいことはさっぱり分かりませんでした。

ま、とりあえず、かっこイイ!
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「こわれもの」を額にして飾る

2017年01月08日 | 音楽な話

私たちの好きなYesというバンドの出世作、1972年に出た邦題が「こわれもの」というアルバムがあります。彼らの4枚目のアルバムでここでキーボードにリック・ウェイクマンが加入。
近年、アニメのエンディング曲になった「ラウンドアバウト」や「燃える朝焼け」など、それから40年経っても演奏されている曲が入った名盤です。
昨年秋に来日公演があった際に物販としてこのジャケットイラストを大判のハンカチにプリントした物を買いました。2,000円。
一辺が50cmくらいある大判で、ハンカチと言うよりスカーフみたいなものだったのですが、特に使い道もなく折り畳んだまま部屋に放置してあったのを使わなかった額に入れて見たらなんかいい感じ。

元々は及川正通画伯が描いた「ぴあ」の表紙用のさだまさしのイラストの複製画が入っていた額だったのですが、天地サイズがたまたまほぼぴったりで。
どこに飾ろうかあれこれ考えて、結局玄関の入ってすぐの壁に飾りました。壁紙のブルーと、絵の宇宙のブルーと地球のブルーがうまくコーディネートされた感じで。

なんとなく我が家の入り口にふさわしいような雰囲気になりました。Yes好きの友達もよく遊びに来てくれる昨今なのできっと注目してもらえるのではと。
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ZMTテールピース

2016年12月29日 | 音楽な話
この秋、久しぶりにオーケストラの現場に入って30年前にはなかった色々な物を目にしました。
ピンクやグリーンの弦楽器ハードケース、フィレンツェの風景が描かれたハードケース、チューニングインジケーターのついたティンパニ、折り畳まない譜面台、
バイオリン用のチューナー、チェロのエンドピンストッパーも見たことのない形でした。時代は変わる。
そんな中で特に目を引いたのがチェロのトップ奏者が付けていたこのテールピース。

テールピースと言うのは、弦の終端を楽器本体に固定する部分です。どう?この形状。
と言っても普通がどうなのかちゃんと見たことがない人にはなんのこっちゃでしょうね。うちにあるサイレントチェロだとこんな風に弦の終端は4本とも水平に同じ場所にあります。

でも上の写真だと弦の位置が1本ごとに大きくずれていて高い方のA線からD,Gと駒からどんどん離れたところに穴が開いています。一番太いC線なんて駒から30cmくらい離れている。

奏者に話を聞いてみると、この長さによって出る音が改善されるというのです。ほー。
調べて見るとこいつはZMTテールピースというもので開発した人の名前で「ゾーラン・マルコビッチ・テールピース」と言います。ZMTって本体にも彫られてますね。
しかしZMTのTはテールピースのTなのでZMTテールピースって言い方はテールピースがダブってるんですが、販売サイトでもそう表記しているのでまあよしとするか。
正確には分かりませんが2010年代以降に登場したようです。
販売サイトには「弦長を長くし、テールピースの体積を小さくする事により得られる効果は我々が想像する以上に大きいものでした。弦長が伸び、弦の振動が増え、パワーも増し、
より長い余裕のある響きが得られました。」などと書かれています。見出しに「楽器のドーピング」なんて文字がある。
この部分も弦が振動しているのは確かなので、テンションと長さが変わることで音質が変わるのは確かでしょうね。それがすべて良い結果を生むのかどうかは定かではありませんが。

同じく先ほどの販売サイトから使用者の声。

凄い凄いの一言、この音の出方は桁違い。自分の楽器ではないような音のです。
もっと早く出会っておけばよかったと思える逸品。
もうこれまでのテールピースには戻せません!
実際に付けてみて自分の楽器とは思えないくらい音の幅が広がりました。
ZMTと出会って限りなく理想に近い音に生まれ変わりました!
潜在能力の開放!ZMTがそれを目の当たりにしてくれました!


すごいですね。ちょっと健康食品とか謎のオーディオ製品の通販ページと同じ匂いがするのがアレですが(笑)、自分が現役の奏者だったら試してみようかなって気にはなりそうです。
バイオリン、ビオラ用もあります。値段はチェロ用が35,000円+セッティング費用で合わせて5万円くらいだそうです。学生にはなかなか厳しい値段でしょうね。
ということで、ちょっと不思議なテールピースのご紹介でした。たぶん今まで書いた中で最も興味を引かれなさそうな話題かな。


ティンパニのインジケーター。これは「昔からあったよ」という声もありました。あったの? 見たことないです。


チェロのエンドピンストッパー。たぶん今どきのは材質も改善されてこれでピシっと留まるんだろうな。こんなもんでもカラー5色から選べるところも時代やね。
ちなみに私が使っていたものは細いチェーンの先にカマボコの板をねじ止めしたものでした。


バイオリン用のチューナー。そうか。渦巻きをぱっくり挟む作戦で来たか。

ということで20年ぶりのオーケストラの現場はなかなか面白いのでした。

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77回目のYセツ

2016年11月07日 | 音楽な話

いつものセッション。あるギタリストさんの足元の機材。ギターから出た電気信号はこれだけの数のエフェクターの中を通ってアンプに送られる。
レイアウトも配線も美しい。出てくる音はもちろん素晴らしいし演奏も上手い。何かに秀でた人は本当になんでもすごいと感心します。哀しいかな逆もまた真なり。

今日は参加者が多かった。35人越え。以前のお店なら「立錐の余地もない」なんですが、まあなんとかなります。
北海道や四国からのお客さんもいらっしゃいました。私ももし地方にいてこのイベントを知ったら、やっぱりなんとかして一度は見に行きたいとおもうだろうな。

今回、私は大失態を演じてしまいました。楽譜がないと演奏できない身でありながらその楽譜を家に置いてきてしまった。油断です。
取りに戻るか、なんとか記憶を頼りにごまかすか、辛い気持ちで悩みました。いざ始まってしまえばなんとかなるんじゃないかと考えてそのままステージに。
甘かった。基本的なリフのフレーズやキメはなんとか記憶で弾きましたが、終盤の複雑な変拍子のアンサンブルの所はさすがに頭真っ白でどうにもならなかった。
気がついた時には演奏終わってました。ものすごくレベルの高い人たちも見ている中で恥ずかしいことです。共演者の人にも申し訳ない。
曲が終わってそのまま店の外に出てしばらく夜の街を彷徨っておりました。写真はその時のもの。
実際は、他の人はそんなに気にしてないことはよく分かっているのですが、無駄に過剰な自意識がかなり傷ついて普通でいることが難しかった。
これに懲りたら次から気をつけよう。もっと練習して覚える努力もしよう。それだけですね。早く忘れたい記憶ですが自戒のために書き残しておきます。

ズコー! マシンメサイアのイントロ。グリッサンド・ダウンに合わせて体全体でグリッサンド・ダウンするお茶目なふたり。
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代々木公園のヘブンアーティスト

2016年10月06日 | 音楽な話

雨の多い秋でした。渋谷に行く日が久しぶりの晴れでうれしい。吟行を兼ねて紅葉前の代々木公園に行ったら原宿門の近くでこんなパフォーマーの方が演奏していました。
ドラムスタイルで組まれた打楽器類のセンターにあるのはお手製の木琴。木琴でメロディとコードを奏でながら足元ではペダルを使って他の打楽器も鳴らすというスタイル。

木琴は1セットが7枚か8枚で、音律を変えたものを数種類用意されています。ヨナ抜きの日本音階、ジャジーな時はブルーノート、ちょっとロックにペンタトニックなど。
板の枚数は少なくても幅としては1オクターブ半くらいはあるので、目をつぶって聞いているとたった8音でやっているとは思えない豊かな響きでした。

東京都には街頭で演奏やダンス、ジャグリングなどのいわゆる「大道芸」公認するヘブンアーティストという仕組みがあります。
通常、町や公園などで勝手に演奏やパフォーマンスをするとなんだかんだの条例に引っかかったりするのですが、ヘブンアーティストに認定されるとそれが可能になります。
活動場所は都内で70か所くらいもあって、私の行動範囲ですと、代々木公園、飯田橋駅(ラムラ)、上野公園、池袋芸術劇場前などがあってよく目にします。
ちょっとしたひとときに質のいい音楽や曲芸などを見てちょっと心休めることができてうれしい。公認アーティストになるにはなかなか大変だそうですが。
場所や時間帯によっては幾重にも人だかりになることもあるのですが、この時などは私と幼児2人とお母さんだけしか観客がいなくてちょっと寂しかった。
背後のブルーのKHSのバイクで世界中を旅しながら演奏をしているんだそうです。
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Yes musicの夜 #76

2016年09月25日 | 音楽な話

第76回イエスな夜の会。人と人との繋がりがfacebookに比重を移してきたおかげもあってか、幸いなことに新しい参加者もちらほらと増えるようになりました。
普通なら考えられないくらい若い参加者も来たりして驚かされます。今回は若干19歳の女の子がややjonのコスプレも入った衣装でI see Youを歌いました。
以前からも何度か書いていますが、ネットでいくらでも年代を問わずに音源や映像が手に入るおかげで、1997年に生まれた人が1970年の音楽にたまたま触れて気に入って
お金も手間もかけずにどんどんのめり込んでいくことが可能になっています。高校1年の私がたまたま聞いた笠置シヅ子にはまってしまうような感じかな。ちゃうか。

今回も行くまではイヤイヤだったですが、行けば行ったで5時間ノンストップで楽しみました。私は基本のランバダとASIAのなんとか。今回も楽器がいい音だと褒められました。
いや、それはうれしいんだけど。いつか演奏で褒められたいと思っています。(じゃあ、褒められるように練習せねばな)

今回、一人ボーカルで来られなくなった人がいて、その人が歌う予定だった20分28秒かかる曲を誰か歌いませんかと言うことになって、Rさんが手を上げました。
この写真はその場で手に入れた歌詞カードを使って、出番までに頭の中でおさらいをしているところ。
そして1枚目の写真のように立派に代役を務めあげたのでけっこう皆さんから絶賛されていました。ちなみにこの曲です。その筋の人でなければ歌うどころか20分聞くのすら辛い(笑)
夫の私から見てもかなりすごいことだと思いました。結局はものすごく記憶力がいいからできちゃうことなんでしょうけど、でもやっぱすごいわ。

お楽しみ中。客席の写真で何の曲をやっているか分かるところはアイドルグループに近いか。これは「燃える朝焼け」のサビですね。

リッケンバッカーが3本並んだのが壮観でした。真ん中のが私のです。左隣のと同じ4003sです。左と中の2本を足した値段で右のクリススクワイア・シグネチャーモデルが買えます。
なんか本当にやんなるくらい雨が多くて、ストレスの溜まる一週間でしたがおかげさまでちょっと発散できました。

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ネックの長~~いギター

2016年09月14日 | 音楽な話
NHKでちょっと前に録画されていた「和楽器バンド」というグループのライブをなんとなく見ていましたら、なんだか変でした。

こちらが和楽器バンド。和をテーマにしたアニメっぽい世界観、洋楽器と和楽器の融合、受けそうなメロディを巧みな演奏に乗せて、
みたいなコンセプトの感じられるバンドでまあまあ人気あるみたいなんですが、私が驚いたのは右の兄ちゃんの持っている白いギター。

ネック長っ!

かなり激しく動く人たちなので最初はベースが二人いるのかと錯覚しました。

別のPVから。ボディの形は違うけど同じくらいの長さのネックです。

ちょっと調べて見たら、この楽器はこのギタリストの町屋さんが発注しているギターで普通のギターよりも5フレット分ネックが長くなっています。
なのでカポを5フレットに装着するとちょうど普通のギターと同じ状態になります。

これが5フレットにカポをつけているところ。カポからナットまでがずいぶん長さがありますね。

カポをつけない状態でE線をHでチューニングすると5カポでE。弦の張力は普通のギターをEでチューニングした時と同じなので
弦を緩めて低い音を出すのと違って、弦のしっかり張られた音色でEより低い音も演奏できると、そういう発想のようです。
ちなみに使う弦は普通に売っている弦で届くんだそうです。(届くかぁ???)

昔、Ovationに2フレット長いアコギがあって、それを使えば歌うのがちょっと楽になるなあと思いものすごく欲しかったことがありました。
まさか5フレットも伸ばしてしまう人が表れるとは夢にも思わなかったけど、このスケールのネックがこの人が初めてなのかどうかは不明。
これのアコギ版があれば是非見てみたいものです。ちなみにこの町屋さん仕様のギター、意外と安く手に入るようでした。誰か買って。
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