八王子市夢美術館へ行ってきました!
作者不詳 《「ロバを引く女」、影絵芝居の亜鉛板》 1890年頃
連休中、陶酔のパリ展を観に八王子市夢美術館へ行ってきました。
会場に入ってまず目を引いたのが上の作品。なんと、カラーになっている!
実際に影絵芝居が行われていた頃は色ガラスが使用され、初めてのカラー劇に観客が毎日押し寄せたと伝えられていますが、確かにいつもと違った演出に心が和みます。
亜鉛板から視線を移すと、書籍や楽譜アルバム、ポスターに囲まれて、影絵芝居再現映像「聖アントワーヌの誘惑」「星への歩み」を鑑賞出来ます。映像制作にあたっては、音楽・画像編集に東京芸大音楽学部のご協力を得ることが出来ました。
また、上映用舞台は当時の「シャ・ノワール」店内の写真を元に制作され、舞台のあちこちに登場する猫のデザインが何とも言えず怪しげな可愛らしさを醸し出しています。
会場内の様子
亜鉛板コーナー以外にも、ここでしか見ることの出来ない書籍やポスター作品が多く展示されています。
100名限定で展覧会オリジナルポスターのプレゼントも行われていますので、まだの方は是非お早めにいらして下さい
八王子市美術館
■バス
JR八王子駅北口より、「6~10」番のバスで「八日町四丁目」下車(約10分)。
京王八王子駅より、「2、3」番のバスで「八日町四丁目」下車(約12分)。
■タクシー
八王子駅より約7分
詳しくは八王子市美術館交通情報をご覧下さい。