SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

「センスを磨く12の描き方 ローラーを効果的に使う~

2018年11月12日 | アートサロン大阪

皆さん!こんにちは。

本日は、昨日開催されました渡辺先生の「センスを磨く12の描き方」をレポート致します。

本日の受講生は、8名さま。

油彩画で「ウィンドウのある街角」ローラーを筆の代わりに使用して描いていきます。

この「センスを磨く12の描き方」では、ご自身の制作にも非常に役立つ技法&センスが学べます。

本日も皆さんと一緒にセンスを磨いていきましょう!

 

親切&丁寧な指導の講師渡辺 聡先生です。

渡辺先生!本日も宜しくお願い致します。

 


講師参考作品

 

本日のテーマ「ローラーを効果的に使い抽象的な風景」描き方について、お話しされました。

最初に白黒コピーの資料を使い、キャンバス上にトレースします。

今回、トレース部分は殆ど消えてしまいますので、お店の柱、歩道、道路などおおまかな部分を描きます。

「ザックリとおおまかに描いてください。」と渡辺先生。

 

デッサン力をつける為、資料を見ながらデッサンする方も。

 

渡辺先生のデモンストレーションが始まりました。

ローラーの使い方の説明を中心に、お話しされ皆さんメモを取りながら聞いておられます。

渡辺先生の講習会では、工程ごとにデモンストレーションが行われ、皆さん積極的に質問されます。

何でも気軽に質問出来て良い雰囲気ですね。

 

 初めに青と茶色を混ぜ合わせて暗い部分を作ります。

 

 

 本日の技法で使用する「グランドローラー」です。

①暗い色 ②中間の色 ③明るい色で3本のローラーを使い分けます。

 

白いキャンバスにローラーを走らせてみました。

なかなか思う様にならなくて難しそうです。

 

「定規で当てた様な線は不要ですよ。曲がった線も修正しないで、絵画的な表現を目指してください。」と渡辺先生。

絵の中で自由に描き、あまり写真に捉われないことが大切なのですね。

 

少し、ローラーの使い方に迷った受講生さんに、個別指導されている渡辺先生。

「ローラーの大きさは、キャンバスに合わせて使い分けます。」

「今回は小回りが利く小さめのローラーを使います。」

ほぼ全体が黒くなりました。

 ①暗い部分の下地の仕上がり具合は、心持ち真ん中は、薄い感じで透けて見える感じに仕上げます。

下描き部分は、殆ど見えなくなったので、この段階でローラーのエッジを使いアタリを付けます。

 

次は2本目のローラーを使い、中間の色を入れていきます。

 

明るい茶色を中間の色にして入れる方や

 

同系色に近い色を使う方、個性&センスが光ります。

皆さん、だんだんローラーに慣れてきました。

不自由で 思い通りにならないのがローラーの面白い部分です。

 

下地の段階で、明・中・暗を使い分けることで、鉄のや石などの質感を出すことが出来ます。

下地の最後の段階は、「白」

受講生の方から、「白」の油絵具についての質問があり、渡辺先生から白のレクチャーがありました。

皆さん先生の説明に納得!

今回は、「柔らかい白に色を足しながら使ってみましょう。」

 

 「白」の部分を作っていきます。

メリハリの利いた画面が出来上がって来ました。

 

 中間色に戻られる方も。全体の調子を整えていきます。

 

ローラーでグラデーションを作り、ローラーの内側のエッジを効かせ線を描きます。高度な技です。

「もう少しローラーを押し当ててみてください。」

ぼんやりと境目が出てくる感じです。

 

 筆で細部を描いていきます。

 

 

 抽象的な表現で描いていきます。

 

 

 

 

 

 ナイフを使い「効き色」を入れ画面を作ります。

 

 

 文字も「なんとなく!」の文字っぽいものを入れ

 

 お店のライト、人物のシルエットも描かれました。

「気が付いたらローラーを使い過ぎている場合がありますよ。」と渡辺先生。

「やめ時が分かれへんわ~。」と生徒さんに皆さん、思わず笑いが・・・。

 

そろそろ完成へ。

受講生の皆さんのセンスある作品をご覧ください。

 

 

 

 

それぞれの質感も出て、素敵な作品が完成しました。

渡辺先生から、皆さんに「必ず画面に下地濃い部分の塗り残しを作ること。」

「丁度、良いところで止めること。」のアドバイスがありました。

本日、受講された皆さま、お疲れさまでした。

 

尚、この様な講習会は、会員では無くても、どなた様でも受講して頂けます。

皆さまの受講を心より、お待ちしております。

 

【渡辺先生の講習会のお知らせ】

11月18(日)開催の
日曜画材研究 透明水彩 -海と夕陽を描く- 
講師参考作品

 


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どなたでも参加できますので、ぜひ、お申し込み下さい。

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 11月25(日)開催の
センスを磨く12の描き方

アクリル下地+透明水彩 テーマ:にじみの効果ー幻想的な表現法ー

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講師:田伏勉 先生

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『教室制作』

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『秋の1日スケッチ会 じっくり描く”2つの街” 神戸ハーバーランド&上町台地』

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『色箔を使って描く!~特別カリキュラム~』

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◇2018年7月~12月開催

センスを磨く12の描き方-画材別プログラム- 2018年(シーズン2)

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◇2018年10月~12月開催

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講師:田伏 勉先生


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