SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

ひとつの色を美しく引き出す方法 こだわりの下地で響く『青』 レポートⅠ

2016年10月30日 | アートサロン大阪

本日は日曜アートセミナー
「ひとつの色を美しく引き出す方法 こだわりの下地で響く『青』」
を開催しております。




本日の講師、森井宏晴先生。よろしくお願いいたします。


「一つの色を、極限近くまで美しく引き出す」というコンセプトの
今回の日曜アートセミナー、その為の下地制作からはじまりました。



まずは基底材から。綿布をパネルに貼っていきますが、
パネルからの色移りを防ぐシートを挟んでおきます。



パネル+シート+綿布のパネル貼り。しわもよらずに、綺麗にできました。


その上にそれぞれ性質の違う下地材を塗っていきます。
下地の制作に使っていくメディウム類。



綿布に広がる表情を見ながら、複数のメディウムを塗っていきます。


先に下描きから入ってもOKです。


まずはメディウムで、しっかりとした厚み(ボディ)を作っていくのです。


紅葉した葉でコラージュなども使っていきます。


タコ糸なども使って、画面に「動き」を出すことも。


単色を活かすためのどっしりとしたボディ、味のある下地が出来ました。


ここに森井先生がチョイスした青の単色を、薄く塗っていきます。


薄く広がる単色の青に、「何か」を感じる事がとても大事な局面です。

感じたものを大事に愛おしむように、画面で育てていくのです。

今回はここまで、次回は11月13日(日)のブログでお伝えしていきます~

(WA)


最新の画像もっと見る