SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究『初めての水・水面』

2017年02月19日 | 一日教室

本日は日曜画材研究の開催日でした。

『物の描き方 初めての水・水面

講師は渡辺聡先生です。

本日も満席での開催です!!

本日のテーマは【水・水面】です。

風景画を描かれる方にとっては、これは押さえておきたいテクニックですね


先生がさらっと描かれた水面の絵が見本に貼られています。

この鮮やかな画面はどのように描かれていくのでしょう

午前中は演習です。水面の写真をモチーフに描いていきます。

今回の制作のポイントは、まず地塗りで濃淡を付けること。

そして、地塗りが半乾きの手前で次の色を入れるタイミングです

影の濃い色を線で入れ、その線の回りをぼかして柔らかい水面を表現します。

 

先生のデモンストレーションです

水面を描くときに、波を直線だけでなくたわませて描くことで水面の複雑な質感が表現できます。

塗りのタイミングと濃淡で、鮮やかな水面が現れてきました。

午前中の演習はここまでです。

午後からは演習を活かした小作品を描きます

 


続いて、こちらのモチーフ写真を描いていきます。


こちらが先生の描かれた参考作品です

 

そして午後からのデモンストレーションの流れをご覧ください☟


 ⇓ 一層目のグラデーション

 ⇓ 濃い波の部分が入ります

 ⇓ 舟の着彩

舟の影が入ります

☝このような流れで描いていきます

なかでも、一層目のグラデーションはここで作品の半分は決まるというくらい重要です

まずは水面を手際よく描き、

続いて舟や影の部分を描いていきます。

先生が一人ずつ丁寧に指導していきます。

全体を見ながら細部にも手を入れていき、

仕上げていきます

水・水面の表現に拘った風景が完成しました

最後に先生が本日の総括を行い、終了となりました。

テクニックを身につけ、そして何枚も描くことが上達するにはやはり大切です。

皆さま今後の制作に活かせるよう、これからも励んでください


終了後にも一人ずつ見て回り、アドバイスをされる渡辺先生。

参加された皆さん、お疲れさまでした

 

次回の日曜画材研究は3月5日です。

テーマは 『水彩技法 描かないで浮かし出す マスケットインクとフリーハンドで白抜き』 です

 

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当日のブログレポートをお楽しみに~

(まりも)



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