初夏を通り越して、暑い夏が到来したかのような、日曜日。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
本日のアートサロンでは、
渡辺聡先生による、日曜画材研究の講座が行われております。
こちらが渡辺先生。
親切丁寧なご指導をいただいております
ご参加下さった皆さま、いつも「とてもためになった!」と
口々に言いながら帰られることが多いです
さて、
本日は、水彩のオレンジⅢということで、
オレンジをつくる、新オレンジをつくる・・・から発展した応用編です。
オレンジをつくる、新オレンジをつくる、では、
午前中は、色見本を制作し・・・
?色見本
午後から、オレンジにちなんだ小作品を制作する・・・という流れでしたが
今回は、
最初から、作品制作に取り掛かっていきます。
まずは、先生の講義からです。
今日は、この3種類から選んで描きます。
それぞれの着目すべき点などが伝えられます。
こちらが、先生の参考作品です?
今日は、この紅葉の川の景色と
薔薇の花、
まずは、この紅葉の景色から・・・
「こちらの写真は、はっきりと写っている写真です。
下描きの時には、これを見ながら細かい線を描いてもらって・・・
着彩のときには、こちらの機械的にぼやかした写真をみながら
大まかな色の調子を見ていきましょう」
紅葉の写真は、写真外側が、暗い調子になっていて、
真ん中の方が明るい調子になっています。
画面をぼやけさせて、明暗や、濃淡が分かりやすいようにしています。
「こちらは、薔薇です。これも、ぼやけさせた写真を用意しました。
注意すべき点は、真ん中の明るい箇所に、最初に暗い色をのせないこと。
外側の花びらから描いて真ん中を最後にします。」
最後は・・・変わり種の「キツネ」です。
「キツネも、同様にぼんやりした写真を用意しました。
これは、だいたい5段階ぐらいのオレンジをのせていく感じで・・・
考えてもらったらいいでしょう。
白っぽいところは、紙の白を生かすような感じで・・・
キツネのふんわりした感じを出すのは、1本ずつ毛を描いていくと
余計にごわごわした風に見えてしまいます。
濃淡や明暗を意識しながら、色をのせていくようにしましょう」
制作にあたってのポイントまとめ☆
・塗り重ねていく際、必ず、前の色を塗り残していく
・濃淡をきかせる
・全体を見る→明るいところに手を入れない
下描きを終え、いよいよ着彩です。
最初は、明るい、色合いからです。
先生も、デモンストレーションを交えながら
おひとりずつ指導にあたられています。
どんどん着彩が進みます・・・
「ここは、こっちの色をを使って、もう少し薄い調子で・・・」
「ここは、これ以上塗り重ねない様にしましょう・・・」
など、具体的なアドバイスが細かくされていきます。
最初は、ぼんやりとした写真で
色をおおまかに捉えていた段階から
細かいところの仕上げに入っていきます☆
素敵な作品が仕上がりました( *´艸`)
絵画の基本的なことが学べる日曜画材研究、
今後の予定
お申し込みは、コチラから?
http://www.craypas.com/artsalon/pdf/sundaywatanabe2014.pdf
または、アートサロンへの直接のお電話でも受け付けております。
TEL:06-6292-7080
(歌姫)