SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

キホンの人物画 クロッキーから始めよう!短時間で捉える人物-線画と着色-

2017年08月28日 | アートサロン大阪

みなさん、こんにちは

本日は、昨日開催(8月27日)の日曜画材研究番外編
キホンの人物画 クロッキーから始めよう!短時間で捉える人物-線画と着色-をレポート致します

 

講師は、渡辺 聡先生です。


(渡辺 聡先生)

本日は、女性モデルさんをクロッキーします

短い時間で いかに全体を捉えるか、「デッサンの瞬発力」を鍛える一日教室です。


はじめに、5分ポーズ×4回で、「足を組んだ座りポーズの女性」 (レポートはすべてポーズ休憩中です)

画用紙にカレーパステルで手早く描いていきます。

体重が乗る部分、影の強い部分は太いラインを、

逆に体重が乗らない部分や明るい部分は細いラインで描くことで

イキイキとした線が出ています

人物は、画面のどの辺りから描くのですか?という質問に

大抵、頭から描く人が多いですが、腰回りの中心部分や足から描いても良いと回答されていました。

 

5分×4回ポーズ「ポールを持つ立ちポーズの女性

じっくり見て細かく描くのではなく、集中して短い時間で特徴を捉えます

どんどん描いていく事で、描く人の個性も自然と現れてきます。

 

5分ポーズ×2回「うつぶせ寝のポーズの女性

今回は、生徒さんの作品に渡辺先生が手を入れる形で説明がありました。

線からはみ出す様に人物の影を描いていき、後ろの空間を暗くして人物を浮き上がらせる。

背中は光が当たる部分なのでパステルの白で明るい部分を入れると立体感が出てきます
と先生。

描きながらの説明は、とてもわかりやすいですね

 

10分ポーズ×2回「後ろで手を組む立ちポーズの女性

午後からは面で人物を捉えて、単色ではなく差し色を使い、

線の強弱を入れて上から明るい色を入れていきます

みなさん随分と手が慣れてきた様子です

 

10分ポーズ×2回 「座りポーズで片膝を抱える女性」

皆さん、すっかり肩の力が抜けて 自由に描く楽しさを見つけた様子です

ポーズ休憩中もずっと手を動かして作品に集中されていました

 

10分ポーズ×2回 「ポールを持つ立ちポーズの女性」

ポールを描いていなくても、ポールによりかかっている様に見えますね

 

10分ポーズ×2回 「足を組みイスに座る女性」

イスを描かなくても、イスに座っているように描く!難しそうですね

 

すべてのポーズが終わり、最後に合評です

合計20枚のクロッキーを描きましたが、その中で1番線が生きていると思う作品を選び並べました

クロッキーは訓練のような物ですが、パッと見て全体を捉える瞬発力を身に付けてください

と、先生が話されていました

 

生徒さんのクロッキーです☟ ご覧ください

みなさん、楽しそうにクロッキーをされていましたお疲れ様でした

 

次回の日曜画材研究番外編 キホンのデッサン 石膏編は、9月10日(日)・9月24日(日)[2日間セット]開催です

今なら空席ございます

詳細はコチラ

みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

 

尚、このような講習会は、アートサロン会員以外のどなたでもご参加していただけます。

 

お問い合わせはサクラアートサロン大阪まで

06-6292-7080

 

(しましま)(lila)