SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究 白を使いこなす

2016年04月17日 | 一日教室

外はもう半袖でもいいくらいの陽気です

 

本日は日曜画材研究の開催日でした!

ゼロからの透明水彩-白を使いこなす・紙の白を上手に残す-

講師 : 渡辺 聡 先生

講師の渡辺先生は先週の日曜アートセミナーに引き続き、二週連続の講習会となりました

本日も宜しくお願いします!

 

本日は「ゼロからの透明水彩」シリーズでは初となる、『白』をテーマにした内容となっております

 

「白を使いこなす・紙の白を上手に残す」‥その様子をレポートします

 

まず先生が見本で使用したのはマスケットインクです。

マスケットインクを先に紙にのせ、その上から着彩することでインク部分を白く抜くという技法です

壁のレンガの溝部分をマスキングしました。

続いてはマスキングをせずに紙の白を上手に残しながら「空に浮かぶ雲」を表現していきます

水で溶いた筆で淡くグラデーションをつけたり、絵具を拭き取ったりしながら、絵具をのせない部分を

残しつつ、紙の白を活かした表現をしていきます。

 

紙の白を残す表現の次は、同じモチーフを絵具の白(アクリル絵具)を使って描いてみます。

紙の白を使う演習、絵具の白を使う演習、両方描く事で表現の違いを実際に体験できます

☝右上のオレンジのレンガはマスケットインクを剥がして紙の白が綺麗に出ています。

 

         昼休憩         

 

午後からは小作品の制作に入ります。

午前中の演習を手がかりに、紙の白を活かして写真モチーフを描いていきます

白で残す部分を計算しながら描いていきます。

透明水彩による青のグラデーションが綺麗ですね

渡辺先生の親切丁寧な指導も画材研究の人気の秘訣かと思われます

実演も交えつつ、一人ずつ丁寧に指導されています。

ポットの明るい部分とレースの部分には紙の白を残して着彩していきます。

鮮やかに仕上がってきました

 

 

紙の白を上手に残した水彩画ができあがりました

最後に先生が一人づつ個別に講評を行い、本日は終了となりました!

 

次回の画材研究はゴールデンウィークを挟みまして、5/15に開催です

またのブログレポートをお楽しみに~

 

(まりも)