SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜アートセミナー 「クレパス技法 青のイロハ」

2016年01月10日 | アートサロン大阪

本日、1月10日は、明太子の日

福岡の食品会社・ふくやが制定。

1949(昭和24)年のこの日、前年のふくやの創業以来研究を重ねてきた「明太子」を初めて店頭に並べ、

福岡名産「からし明太子」が誕生しました

 

そんな本日は・・・ 

新年明けて最初のクレパス技法講座が開催です

キャンセル待ちも多数出るほどの大盛況ぶりです。

 講師は、クレパス画の第一人者でいらっしゃいます 田伏勉先生です。

 こちらが、今回の講習会の先生の参考作品です☟

 

「今回は、『青のイロハ』ということで、『技法』ではなく、『色』について深く掘り下げていきたいと思います。」

 

青が強調された名画を用いての講義からスタートです。

 

「この絵は、実際の景色を見ると、青くは見えませんが、

このような配色にすると描かれているものが、より引き立って見えます。

このような青の使い方をすることにより

風景のムードを盛り上げる・・・という事ができます。

今日は、そういう観点から 作品制作をしていきましょう。」

 

まずは、木製パネルに 濡らした紙を張っていく「水張り」という工程からです。

 

次は、下描きです。

 

写真を見ながら、手順にそって進められますので

 初めてクレパス技法を学ばれる方も 安心してご参加いただけます

 

下描きが終われば、定着剤をかけて・・・いよいよクレパスを塗っていきます。

 まず最初は、最終的に明るい色合いにする箇所に 白や黄土色など、

薄い色から塗っていきます。

下地の色が出来たら 刷毛を使ってオイルでのばしていきます。

「オイルで伸ばすことにより 色合いが複雑になっていきます。」

 

素敵な色合いになってきました

 

午後からは、描き込んでいきます。

「まずは、屋根の部分の質感を出します。」

こちらは、先生の参考作品の屋根の部分です。

クレパスを少し斜めにして側面を使ってトントン と叩くようにして描いていきます。

 

次は、影の部分を青をのせていきます。

最初は、明るい影の部分⇒暗い影・・・の順番で描いていきます。

ナイフを使って色を 抜いたり・・・

 ライターで クレパスをあぶって 溶けたクレパスを画面にのせたりしていきます。

 「ボコッ」とした質感が 臨場感を生み出していますね。

他にもオイルでクレパスを溶かして、筆で絵具のように着彩していく テクニックも紹介されました。

みなさん、とても集中して描かれています

 

合評の時間です☆

 

 「青をうまく生かした良い作品が出来上がりましたね。

是非、みなさんのご自宅に飾ってください」と

田伏先生もご満悦のご様子でした。

参加されたみなさま お疲れ様でした☆

 

次回のクレパス画の講習会は 2月14日に開催予定の「赤のイロハ」です。

明日1月11日 10時よりお申込み可能となります。

 

尚、今回の「青のイロハ」 次回の「赤のイロハ」

3月13日開催予定の「黄のイロハ」 

7月、8月に開催予定の「黒のイロハ」、「灰のイロハ」

の5回の講習会のうち1回以上参加の方は、

 

「水曜アートマニア プレミア講習会」

「水曜アートマニア エクセレント講習会」

・・・と次の段階の講習会に参加することができます。

 詳しいご案内



 このような特別講習会は、会員様以外の方もご参加いただけます。

 

皆さまの参加を心よりお待ちしております

 

(歌姫)