SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究 透明水彩ミドリⅡ

2013年04月21日 | ブログ

三寒四温といいますが、あまりに寒い気がする今日この頃・・・

会員の皆様も、口々に「寒いね・・・」とおっしゃってられました。

外は、寒くても、皆さんの心の中は、燃えていらっしゃる!(笑

とても熱心にお勉強されていました。

では、

本日は、

大好評を頂いております、日曜画材研究。

『日曜画材研究ミドリをつくるⅡ』

応用編の様子を、お届け致します

講師の先生は、とても分かりやすく丁寧な指導が人気の、渡辺聡先生。

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今日は

一日かけて、ミドリ色をテーマとした、小作品を仕上げていきます。

紙は、

ブレダン紙が3枚、サイズが「大」「中」「小」

の三種類あります。

今回は、4種類のミドリをテーマとした「写真」を見ながら描いていきます。

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まずは下描き&地塗りをしていきます。

紙の上で絵の具を混ぜる。ということで、まずは、単色の黄色オーレオリンを下地に・・・

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「水と絵の具の割合に気を付けて・・・とろみが付いた感じで、薄すぎず、濃すぎず、というところで塗っていってください」

と、渡辺先生。

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あらかじめ、パレットに用意されている、絵の具で

ターコイズブルーや、パーマネントグりーンなどの色を紙の上で混ぜて

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ミドリの景色の写真を見ながら、彩度の高低、明暗を大まかに三段階ぐらいのわける
しかも一筆のなかでと言った少し難しいテクニックを習得していきます。

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「少し離れて作品をみると、濃淡の差がどこがついていてどこがついていないかが

分かりやすいです」と・・・なるほど

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色を載せて、乾かして・・・を繰り返し、徐々に仕上げていく過程で、

2、3回目ぐらいが皆さん「難しい」とおっしゃってられました。

どうしても、色の調子が均一になってきがち・・・・

point:絵の具を一度つけて、左から右に、色をのせていくとき、

絵の具を再度筆に含ませるなどしない方が、

濃いところと、薄いところの差が付いた方が、

色んな色合いができて良い

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皆さん、先生の一言、一言も、聞き逃さないといった感じで

熱心に耳を傾けられていました。

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今回は、難易度の高い、小作品作りでしたが

皆さん、素敵な小作品が仕上がっておりました

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新緑の季節のスケッチなどに、大いに役立ちそうですね

参加された皆様、お疲れさまでした

次回、日曜画材研究は、5月19日「透明水彩 オレンジをつくるⅡ」です。

こちらは、ご好評につき、キャンセル待ちの状態となっております。

ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

                    (歌姫)