今回も呼吸器系に働きかけてくれる
ウッディーな香りをご紹介します。
カユプテは、別名「カジャパタ」とも言い、
モロッコ、インドネシア、オーストラリア、
マレーシア、インドなどに生育している木で、
樹皮は白っぽく「カユ・プテ」はマレー語で
白い木という意味です。
「ホワイトティートリー」ともよばれています。
カユプテの若木
花はブラシの木と同じような
試験管ブラシみたいなユニークな形です。
沖縄タイムスから引用させていただきました。
ニューカレドニアやオーストラリアに、
多く見られるニアウリの近縁種です。
カユプテは繁殖力の強い木で、
伐採してもまたひとりでに成長し
他の木の勢いを押さえ生育する傾向があるため、
栽培は限られた範囲でされているようです。
マレーシア、インド、中国など東洋では
古くから家庭療法に用いられ、
色々な胃の病気や皮膚病の万能薬とされていました。
またリウマチとコレラの治療薬としても
伝統的に使用されていました。
ヨーロッパでは、17世紀頃から使われ始めました。
ユーカリと似た香りを持っていますが、
甘いハーブ調の香りで、子供や刺激の強い香りが
苦手な方には、ユーカリの代わりにカユプテを
用いられることを、おすすめします。
効能
◎心に対する働き
情緒や熱くなった感情を
クールダウンするのに役立ちます。
◎身体に対する働き
呼吸器系の疾患の感染防止に
とても役立ちます。
特にかぜ、インフルエンザ、咽頭炎、
気管支炎などのかかり始めに、
カユプテ精油の蒸気浴(吸入)をすると
効果的です。
また発汗作用や冷却作用で、
風邪の熱を最小限に抑えてくれるので、
カユプテ精油をお風呂に入れると、
発汗を促し、汗とともに流感の毒素が
排出され、回復を早めてくれることでしょう。
消化器系の疝痛にも役立ち、
胃けいれん、神経性の嘔吐、下痢、
小腸炎の痛みを緩和するのに役立ちます。
内臓寄生虫の駆除にも使われます。
そして鎮痛作用があるので、
部分的な神経の作用による痛みや、
節々の痛み、歯痛、耳の痛み、
筋肉の痛みにも、効果を表わします。
抗カタル、免疫調整作用もあるので、
花粉症の症状緩和にも効果を発揮してくれます。
シダーウッドと同様に、ペット(イヌ、ネコ)の
ノミやシラミで傷ついた皮膚のケア
(特にかゆみ止め)にも活用できます。
美容
慢性の皮膚疾患、ニキビ、乾癬の症状を
好転させてくれます。
おすすめブレンド
◎風邪、インフルエンザのひき始めに
ブレンドa)
カユプテ 2滴
ティートリー 1滴
ベンゾイン 1滴
ラベンダー 2滴
*芳香浴には、ブレンドa)を
アロマポットに2~3滴入れる。
*蒸気浴には、ブレンドa)を
2~3滴熱湯に入れて、蒸気を吸入する。
*お風呂には、極楽塩20gに、ブレンドa)を
2~3滴をよく混ぜ込み、お湯に溶かす。
◎花粉症状の緩和に
ブレンドb)
カユプテ 1滴
シダーウッド 2滴
*鼻水、鼻づまりには、ブレンドb)を、
浄水10ccに混ぜ、スプレー容器に入れ、
鼻にスプレーする。
*目のかゆみには、
浄水(またはミネラルウォーター)20ccに
極楽塩2g(ひとつまみ)を入れ薄い塩水を作り、
ブレンドb)を1~2滴入れ、目に湿布する。
◎胃けいれんや、急なさしこみ、神経性の嘔吐に
ブレンドc)
カユプテ 2滴
アンゼリカ 2滴
ラベンダー 2滴
*ブレンドc)をキャリアオイル
(オリーブオイルなど)30ccに混ぜ、
胃のまわりや腹部を、そっとマッサージする。
◎ニキビ、乾癬に
ブレンドd)
カユプテ 2滴
シダーウッド 1滴
ベルガモット 1滴
ローマンカモミール 2滴
*カレンデュラインフューズドオイル30ccに
ブレンドd)を混ぜ、夜の洗顔後に1~2滴を
顔全体にのばし、マッサージする。
(長期間の連続使用は、お避けください)
カレンデュラインフューズドオイルの作り方はこちら
◎虫などの生物の接触、もしくは生物の粘液による
かゆみの防止や、かぶれのケアに
ブレンドe)
カユプテ 4滴
ラベンダー 1滴
*カレンデュラインフューズドオイル10ccに
ブレンドe)を入れ、かゆみのある部位に塗る。
(長期間の連続使用は、お避けください)
カレンデュラインフューズドオイルの作り方はこちら
◎歯ぐきの痛みに
コットンに原液のまま1~2滴含ませ、歯や歯肉に当てる。
(アロマ環境協会では、精油の飲用をお勧めしていませんので、
長期間の連続使用は、お避けください)
◎外耳にできた吹出物の痛みに
キャリアオイル(オリーブオイル等)5ccに
カユプテ5滴を入れ、コットンに浸み込ませ
耳の中に入れる。
(長期間の連続使用は、お避けください)
ウッディーな香りをご紹介します。
カユプテは、別名「カジャパタ」とも言い、
モロッコ、インドネシア、オーストラリア、
マレーシア、インドなどに生育している木で、
樹皮は白っぽく「カユ・プテ」はマレー語で
白い木という意味です。
「ホワイトティートリー」ともよばれています。
カユプテの若木
花はブラシの木と同じような
試験管ブラシみたいなユニークな形です。
沖縄タイムスから引用させていただきました。
ニューカレドニアやオーストラリアに、
多く見られるニアウリの近縁種です。
カユプテは繁殖力の強い木で、
伐採してもまたひとりでに成長し
他の木の勢いを押さえ生育する傾向があるため、
栽培は限られた範囲でされているようです。
マレーシア、インド、中国など東洋では
古くから家庭療法に用いられ、
色々な胃の病気や皮膚病の万能薬とされていました。
またリウマチとコレラの治療薬としても
伝統的に使用されていました。
ヨーロッパでは、17世紀頃から使われ始めました。
ユーカリと似た香りを持っていますが、
甘いハーブ調の香りで、子供や刺激の強い香りが
苦手な方には、ユーカリの代わりにカユプテを
用いられることを、おすすめします。
効能
◎心に対する働き
情緒や熱くなった感情を
クールダウンするのに役立ちます。
◎身体に対する働き
呼吸器系の疾患の感染防止に
とても役立ちます。
特にかぜ、インフルエンザ、咽頭炎、
気管支炎などのかかり始めに、
カユプテ精油の蒸気浴(吸入)をすると
効果的です。
また発汗作用や冷却作用で、
風邪の熱を最小限に抑えてくれるので、
カユプテ精油をお風呂に入れると、
発汗を促し、汗とともに流感の毒素が
排出され、回復を早めてくれることでしょう。
消化器系の疝痛にも役立ち、
胃けいれん、神経性の嘔吐、下痢、
小腸炎の痛みを緩和するのに役立ちます。
内臓寄生虫の駆除にも使われます。
そして鎮痛作用があるので、
部分的な神経の作用による痛みや、
節々の痛み、歯痛、耳の痛み、
筋肉の痛みにも、効果を表わします。
抗カタル、免疫調整作用もあるので、
花粉症の症状緩和にも効果を発揮してくれます。
シダーウッドと同様に、ペット(イヌ、ネコ)の
ノミやシラミで傷ついた皮膚のケア
(特にかゆみ止め)にも活用できます。
美容
慢性の皮膚疾患、ニキビ、乾癬の症状を
好転させてくれます。
おすすめブレンド
◎風邪、インフルエンザのひき始めに
ブレンドa)
カユプテ 2滴
ティートリー 1滴
ベンゾイン 1滴
ラベンダー 2滴
*芳香浴には、ブレンドa)を
アロマポットに2~3滴入れる。
*蒸気浴には、ブレンドa)を
2~3滴熱湯に入れて、蒸気を吸入する。
*お風呂には、極楽塩20gに、ブレンドa)を
2~3滴をよく混ぜ込み、お湯に溶かす。
◎花粉症状の緩和に
ブレンドb)
カユプテ 1滴
シダーウッド 2滴
*鼻水、鼻づまりには、ブレンドb)を、
浄水10ccに混ぜ、スプレー容器に入れ、
鼻にスプレーする。
*目のかゆみには、
浄水(またはミネラルウォーター)20ccに
極楽塩2g(ひとつまみ)を入れ薄い塩水を作り、
ブレンドb)を1~2滴入れ、目に湿布する。
◎胃けいれんや、急なさしこみ、神経性の嘔吐に
ブレンドc)
カユプテ 2滴
アンゼリカ 2滴
ラベンダー 2滴
*ブレンドc)をキャリアオイル
(オリーブオイルなど)30ccに混ぜ、
胃のまわりや腹部を、そっとマッサージする。
◎ニキビ、乾癬に
ブレンドd)
カユプテ 2滴
シダーウッド 1滴
ベルガモット 1滴
ローマンカモミール 2滴
*カレンデュラインフューズドオイル30ccに
ブレンドd)を混ぜ、夜の洗顔後に1~2滴を
顔全体にのばし、マッサージする。
(長期間の連続使用は、お避けください)
カレンデュラインフューズドオイルの作り方はこちら
◎虫などの生物の接触、もしくは生物の粘液による
かゆみの防止や、かぶれのケアに
ブレンドe)
カユプテ 4滴
ラベンダー 1滴
*カレンデュラインフューズドオイル10ccに
ブレンドe)を入れ、かゆみのある部位に塗る。
(長期間の連続使用は、お避けください)
カレンデュラインフューズドオイルの作り方はこちら
◎歯ぐきの痛みに
コットンに原液のまま1~2滴含ませ、歯や歯肉に当てる。
(アロマ環境協会では、精油の飲用をお勧めしていませんので、
長期間の連続使用は、お避けください)
◎外耳にできた吹出物の痛みに
キャリアオイル(オリーブオイル等)5ccに
カユプテ5滴を入れ、コットンに浸み込ませ
耳の中に入れる。
(長期間の連続使用は、お避けください)