晴海ヶ丘の空の下

大阪から淡路島に引っ越したアロマピアの 
“おばさんセラピスト” のひとりごと

時計屋さん

2007年03月15日 | 日常
腕時計の電池が切れたので、
空堀の商店街にある時計屋さんに持って行ったんです。

そこは、いつも前を通ってはいるものの、
入ったことがない店で、ショーウインドーの横の小さな入口から
中に入ってビックリ

店内は畳一畳分ぐらいのスペースに、
ほとんど仕事台の机が場所を取り、店内には、なんの陳列もなく
収納のプロも勉強に来たらエエのにと思うぐらい
いろんなモノが、壁面なども利用してコンパクトに納まった空間でした。

そんな店内を感心して見ている間に、電池交換は出来上がっていました。

そして、いかにも職人さんといった感じの店のおじさんが、
「どこの時計屋もこんなこと言わへんけど、
ときどき竜頭を空まわしでエエから、回してやってな。
そうせんと、竜頭が固まってしもて、電池を交換しても
時間が合わせられへんようになるから。
竜頭の交換となったら、高くつくからなぁ~」って
アドバイスをしてもろたんです。

そうですよね。ゼンマイ式の昔や、あまり精密でなくて
よく時間が狂った頃は、よく竜頭を回したけど、
最近は、あんまり時間も狂わないし、時計屋さんも言ってたけど
電池を交換するまで、1回も竜頭に触らないこともあって、
よく竜頭が回らなくなるケースが、最近多いらしいですよ。

「でも、この頃は時計屋さんもその事を知らんし、そんなアドバイス
せえへんからなぁ~」とも言ってはりました。

私のお気に入りのブログに、時計の電池交換は、専門の時計屋さんに
持って行った方がいいと書いてあったので、素直にその通りにしたんやけど、
よかったわぁ~

写真のこの時計、ぜんぜん普通のモノなんだけど、
私が母にプレゼントした、今は形見の時計なんです。

ちょっと竜頭が固くなっていたそうなので、
ほんと親切な職人気質の時計屋さんに頼んでよかった

皆さんも、ときどき竜頭を回しましょうね

親切な時計屋さんは、空堀通り商店街の三紀時計店さんでした。