こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

自分が好き、なんだよね。。。?

2008-12-21 | ひとりごと
自分の事が大好きってず~っと思ってきました。
自分が一番大切って。

でも自分が大切って言う割には体に悪いこと平気でして、丈夫な体に感謝したり、当然って思ってみたり。
妊娠して良く解った事は、「私はたいして自分の事を愛してはいなかった。」という事です。
良く言う「も~、口ばっかりね」でした。

「自分の為にしか頑張れない。」
そう思いながらここ10年くらい生きてました。
でもそれはただ人に甘えず、病気になるのも自分にゆるさない全然自分に優しくない思い込みでした。
強くなりたいって思って様々な事をしました。1人旅や、自分磨き、アロママの事だってその一つです。
あまりにも弱く自分のない私をなんとか克服したいって思ったから。
その反動ですかね。。。自我が恐ろしく強い、怖い女になりました。

弱い自分を許さない。許せない。
自分が好きだからこその、自分に対する期待。。。
「妊娠してもきっとなんの問題もなく、出産にこぎつけることができるだろう。」
そんな根拠のない自信がありました。今まで病気一つしなかった元気なこの体を過信してました。
でも、そうはならなかった。
原因不明の出血で病気でもないのにゴロゴロと寝ていなければならない自分を、ダメなヤツだと罵しりました。
妊娠中だって電車乗って普通に会社に勤めてる人だって一杯いるのに、なんで私は何もしないで寝てなければならないのか?
今までず~っと健康で丈夫な体だと思ってたのに、なんでこんな時に限って普通にいけないの?
なにやってんのよ、私!!って最初はず~っと怒ってました。

そうやって怒りながらですが、少しづつ自分を受け入れていけるようになっていきました。
さすがに3回目で一週間出血が止まらなかったときにはもうカンネンしました。
「もう、いいです。私は特別強い人でも何でもありませんでした。、こんなもんです。
みなさん御迷惑をおかけして申し訳ありません。でも私はこの小さい命の為にゴロゴロします。」
もう、ゴロゴロしている自分を責めなくなってました。
そんな状態に馴れただけもしれませんが。。。

私はお腹の中の赤ちゃんを愛する事で自分を愛するという事の中の一つを学ぶことができました。
そして自分への厳しさがそのまま他人にも向けられていた、という事もまたまた再認識できました。

新しい出来事は、新しい出来事を生み、知らなかった新しい側面が見えたり、新しい自分に気づくチャンスがたくさんあります。
その時は、最悪な出来事として経験する事になる事もあるかもしれませんが、あとで思い返してみると、たくさんの学びや気づきがあるのだと思います。

妊娠によって経験する、新しい出来事によって、これからもたくさんの「気づき」があるだろうと思います。
何度も何度も、同じ事を思ったり感じたりしながら、しっかりと自分の智慧になるまで

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