こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

ヒプノセラピーの誤解

2008-05-16 | ひとりごと
昨日は高校時代の友人と会ってきました。
この友人は以前、私がヒプノセラピーの練習代になってくれるように頼んだ時に
「怖いから嫌~」
と断られてしまった、Yちゃんです。

まあ、私の仕事の話をすると、ヒプノセラピーとかヒーリングの話になるのが自然の流れなのですが、この時にYちゃんから色々ヒプノセラピーの事に関する質問をされました。

私の悪い癖なのですが、
「自分が知っている事は、世の中の人もきっとみんな知っている」
と思う癖があります。
あまりにも自分にとって当たり前の知識になってしまうと、なんとなく勝手に一般常識と同じレベルで考えるようになってしまうのです。
この友人は以前私が「リフレクソロジー」の話をした時も「リフレクソロジー」って何?と質問してきたツワモノなのですが、これもまた、おかしな事でもなんでもなく、その後何人も「リフレクソロジー」を知らないお客様に会って、愕然としたものでした。(最近は「ああ、足つぼの事よね」と言われる方が増えました。だいぶ浸透しているようですね。)
「リフレクソロジー」は私にとっては「フェイシャル」という言葉と同じ位当たり前な言葉だったのです。

と、脱線しましたが、この時に色々と聞かれた事が私の中では常識となってしまっっていた事でした。
その質問とは
「催眠中って目を開けているんじゃないの?」
これにはビックリしました。私にとっては目は閉じているのか空いているのかなんて考えた事もないくらい、閉じてて当然の事だったからです。
なぜ、こんな事を思ってしまったのか聞くと、
「映像が見えるのだから目は空いていないと見えないんじゃないのかと思ってた」
と言ってました。
う~ん、確かに。。。。映像というか、イメージというか、なんとも難しい感覚で見えるのは確かです。
そして、「見る」といえば「目」ですもんね、映像を見るのに目をつぶっているのはYちゃんにとって「ない」事だったようです。
でも催眠中のイメージは目で見るのではないのです。なんというか、脳で見るといか、心で見るというか浮かぶというか・・・・。
う~ん説明するのは難しいですね。
(アロママではセッション前にイメージを見る練習もしていくので、安心してご来店くださいね。)

そして次の質問「催眠中は自分の意識がなくなって勝手に自分が喋っちゃうの?」
です。これは、今までに何度かテレビでやった催眠ショーが原因みたいなんですが、ゴリラになったり、いきなり人をなぐったりと、自分が自分ではなくなってしまうのではないかと思ってしまっていたようです。
自分の意識はどっかにいっちゃって、過去世の自分やインナーチャイルドそのものになってしまい、言いたくない事を言ってしまったり、暴れたりするのではないかと怖かったそうです。
ヒプノセラピーは潜在意識と繋がるテクニックですが、普段のあなたである顕在意識がどこかに行ってしまうわけではありません。
ちゃん自分自身の感覚で見たり、感じたりする事ができます。
その見えたイメージをみながら「なんだこりゃ?、ありえないでしょ」と思って見たり、「ひどい事するなー、私って」と過去世の自分を批判してみたりもできます。自分の自由意思はなくなったりしません。
言いたくない事は言わなくてもいいし、これ以上見るのは耐えられないと思えば、目を開ける事も自由です。
あまりにも自分の感覚があるため、実際に見たイメージを信じられない、ただの想像だったのかな?と思ってしまう人が多いくらいです。

その他にもたくさん質問してくれたYちゃん、勉強させて頂きました。
私がご飯でもと誘ったその日に偶然、久し振りにアロママのホームページを見てたんだよ、そうしたら誘いのメールが来た。と言っていたYちゃん、シンクロですね。
楽しい時間をありがとう。



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