こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

体からのメッセージ

2007-07-16 | こころとからだ
春にキネシオロジー関係のセミナーを受けにいってきました。

キネシオロジーとはキネシス(運動、動き)というギリシャ語の語源とロゴス(学問)という接尾語がついた合成語です。
その名のとおり、体の動き、運動と体の構造や心や経絡との関係を学問して系統だてたセラピーなんです。

腕と脚の14の筋肉の動きを調べて、動きの悪い筋肉を調べ、体のバランスを整えたりするだけでなく、エネルギーのブロックのある経絡を探していき、体からのメッセージも聞く事ができます。

東洋医学の経絡は感情と深い関係があります。
例えば肺系の経絡なら『悲しみや後悔』胃系なら『同情や心配』です。
このような感情に心が支配されたとき、経絡へのブロックが発生します。
または、逆に内臓の調子が悪い事から関係する経絡へのエネルギーの流れが阻害され、
そのような考え方をするようになったのかもしれません。
そしてどちらが先かは解りませんが、なんらかの事情により経絡へのブロックが発生すると、その経絡に関係する筋肉が弱くなります。
なので、キネシオロジーでは筋力テストをして弱くなる筋肉を探していき、その筋肉に力が入らなくなった原因はなんなのか?リンパや神経などの体からきているのか?はたまた恐れや心配などの心からきているものなのか?という感じでセラピーをしていきます。
そしてさらに経絡だけでなく東洋医学の思想的な中核となっている陰陽五行説まで使っていき自分自身への気付きを促します。

このセミナーに参加してから自分の体への気付きがとても多くなりました。
私はちょこちょこ体のあちこちが痛くなる事が多かったからです。
セミナーで筋力テストしてもらったらあちこちのバランスが崩れてました。
こんな体では疲れやすくて当然です。
そしてその後、自分でもやってみるようになると私の体の痛みの原因は心が大半を占めていることもわかりました。
どこかが痛むとキネシオロジーで調べ、体からメッセージをもらいます。
例えば、心配症の私は胃経がよくやられます。メッセージは『もやがかかっていて進歩を邪魔していませんか?』や『もはや必要がないもので、捨てたほうがいいものや徐々に減らした方がいいものはありませんか』です。
また、よく不安にもなります。そんな時は腎経です。メッセージは『目標実現にともなう恐怖がありませんか?』や『心配しずぎていませんか?』です。

その通りでございます~~、と、その都度あっけにとられていました。
こんなにも私の体は解っているのに、なんで私自身が気付いてあげられないんだろう?
私が気付いてあげないから、私の体は痛みを発して訴えていたのに、それを全部「年のせい」にしたり、「ただの疲れ」だと思っていました。

このキネシオロジーのおかげで、自分としっかり向き合うことができるようになり、最近になり自分の事がやっと解ってきました。というか『こんな人間だ』ってちゃんと受け入れたという感じでしょうか...。
だから無理をしなくなりました。
自分のペースでゆっくりでもいいから少しづつ前に進めればいい。

私はとてもせっかちなのですぐに結果を出したがります。そして勝手に焦って、不安になり心配しているのです。
自分の中にあった、いらない観念『早く上手に結果を出さなければならない』
これとお別れしないかぎり、私はまた心と体から訴えられるでしょう。
『早く』と『上手』を一緒にできるほど、私は器用じゃないから。
『上手に結果』ばかりを出せるほど完璧な人ではないから。

さようならします。

私はこの観念のせいで、たくさんの人を傷付けてきたかもしれない。
この観念を人にも押し付けていたように思う。

さようならします。

自分へと今迄被害にあったみなさんへ。
ごめんなさい。そして、ありがとう。


現在、このセミナーから学んだ事を基に、新コースを作っています。
アロマのトリートメントはなく、レイキヒ-リングとメッセージについてのシェアリングが主になります。
現在友達に協力してもらいながら改良中です。
もう少ししたらモニターさんを募集しますね!