アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

秋の川からの挨拶状

2024-10-07 | 四万十川 秋

 最高気温29、4度。

拝啓 さわやかな風が吹き、空にはいわし雲がうかぶ季節となりました。

皆さん。その後、おかわりなくお過ごしでしょうか。

 

岩のような厚い雲、砂のような薄い雲。散りゆくサルスベリの花、咲きはじめたサザンカの花。

こちら四万十は、長い夏のオワリ、短い秋のハジメ、

暑さと涼しさが、ゆきつもどりつする季節のあわいを、スローな時と川がながれています。

秋の四万十は、沈没するにもよいところ。

秋めいてきた陽と風の川辺で、ぼおっと空や川をながめたり、本を読んだり、

飲んだり食ったり、ヒルネしたり、ダラダラと無所属の時間をすごしたいところですが、

このところ僕は、(平日は)沿道の草刈りシゴトにおわれて、わりにせわしない日々をすごしています。

(10月20日に、四万十ウルトラマラソンが開催されるので、それまでに)。

カヌー屋(ガイド)のシゴトは・・・ん~暇ん十川です。

*沈没:バックパッカー用語。観光など本来の旅の目的から離れて、

一か所に長期滞在し、ダラダラウダウダと時間を過ごしてしまうこと。

陽と風が心地よく、水の透明度がよい秋の四万十川は、

リバーピクニックに最適なフィールドです(川が凪ぐコトもおおく、水鏡のような水面にであえる)。

カヌーに、コーヒー、お弁当、秋のおいしい物をこじゃんとつんで、秋の川にあそびませんか?

のんびりとプラーベートツアーで。

 

朝夕は、冷えこむ日が増えてまいります。

風邪などひかれないようにお体には十分お気をつけください。 敬具