金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【竜王戦 第2局】 仁和寺決戦を‥何と覗きに行ってしまいました!

2021-10-27 07:14:20 | 将棋

 10月22日(金)23日(土)の両日、京都府の仁和寺で行われた竜王戦第2局は、70手で後手番の藤井聡太三冠が快勝。これで開幕から2連勝となりました。

 豊島竜王としては、序盤の31手目☗7五歩が悪手で、これであまり良いところがない将棋になってしまったと、局後に感想を漏らしていました。研究手順だったと思ってみていたのですが、ご本人曰く「準備不足だった」と。万全の準備で臨んだ研究手に対して、藤井三冠がそれを上回る対処法を繰り出して制圧してしまった可能性もあり、もしそうだとすると豊島竜王のショックは計り知れないと思います。

 第3局は、今週末の10月30日(土)31日(日)に、福島県いわき市「雨情の宿 新つた」で開催されます。豊島竜王には、少し頭を冷やして、ぜひ自分の好きな形の将棋を思い切って指してほしいと願います。次は、藤井三冠の先手番ですから、自然ならば藤井三冠が戦型を決めることになりますので、そうはさせない序盤の引手争いから楽しみにしたいと思います。

 

 さて、本日のテーマは将棋の中身というよりは、第2局の会場となった仁和寺の様子をご紹介します。というのも、23日は、嫁の実家の墓参りに京都へ参ったのですが、午前中に法事は終わり、午後には嵐山電鉄に乗って、御室仁和寺へ。仁和寺では、御殿に入ろうとしたら「本日は対局中のため、奥間には入れません」とのこと。

 

 そうか‥と思って、本堂や五重塔を見学に行ったところ、竜王戦第2局の合間に、仁和寺の様子を伝えるABEMAのスタッフたちが、TV中継を行っている場面にも出くわし、暫くは中継の状況を野次馬になって見ておりました。

 

 それにしても、凄かったのは、当日の午前に、嫁の実家のお墓がある嵐山の常寂光寺の境内で、名物の「ちりめんじゃこ」を売っていたおばちゃんが、「21日は仁和寺で売り子をしていたけど、藤井聡太三冠と豊島竜王が着物姿で会場の検分をするところに出くわしました」と、仁和寺以外の場所でも、将棋竜王戦の話題で持ち切りだったこと。

 将棋なんて、普段は全く関心が無さそうなおばちゃんにまで、将棋のタイトル戦の話をさせるのは、まさに藤井聡太という天才が現れた発信効果であります。

 単なる経済効果で測ろうなどとセコイ話をしているのではありません。人の日常生活や、挨拶代わりの会話にまで、将棋の話が出ているところに、この天才が生まれ出たことのモノ凄さが現れております。


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【本日がシーズン最終試合】 裏マジックは3! 進めタイガース‼

2021-10-26 07:17:44 | タイガース

 日本のプロ野球は、セ・リーグもパ・リーグも、大変な激戦模様となっておりますが、我がタイガースは「裏マジック3」の状況となっております!

 

 え? セ・リーグは、ヤクルトがマジック2だろうって?!

 

 そうなんですが、タイガースにとっても、残り1試合に勝てば、あとヤクルトに2回負けてもらうと優勝、という具合なので「裏マジック3」と言って盛り上がっておるのです。

 タイガースの残り1試合は、本日の中日戦。ヤクルトは残り3試合で、DeNA1試合と広島2試合。けっこう、まだまだ縺れそう!

 進めタイガース! 残り1試合になってもまだ楽しめるなんて、奇跡の年であります‼

 

 

 


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【GⅠ回顧】 菊花賞・東京新聞杯

2021-10-25 07:15:27 | 競馬

 まず土曜日の東京新聞杯から。勝ったのは、キズナ産駒の3歳牝馬ソングラインスタートはいつも通りの出遅れ気味。結果的にこれも功を奏すことになります。位置取りは中団でしたが、速い流れのおかげで、リズムよく走るかたちに。

 直線では、自然な格好で前に出て、先行馬が総崩れの中で、脚を溜めに溜めてからコースの中央から抜け出して、最後方から差してきたロードカナロア産駒サトノウィザードを抑え切って勝利。ソングラインは、嬉しい重賞初勝利。本番に向けて視界良好となりました。本番のマイルCSは阪神1600m、桜花賞で酷い不利を受けた舞台。あらためて名誉回復を狙う機会になると思います。

 総崩れとなった先行陣の中では、8着のラウダシオン、10着のロータスランドは、よく粘ったと思います。見限らずに、次走は狙い目と言えるでしょう。それから果敢にマイルに挑戦したワグネリアンですが、やはりマイルのペースに戸惑う様子が目立ちました。この馬の適性距離は、もう少し長めの1800~2000mくらいだと。ただし、今回のマイル参戦で反応の良さを引き出せた気がします。次回はJCか、香港だと思いますが、走りが楽しみになりました。

 

 そして、GⅠ菊花賞勝ったのは、ドゥラメンテ産駒タイトルホルダー好スタートから、ワールドリバイバルとの先手争いを制してマイペースの逃げへ前半1000mを1分0秒ちょうど、中間の1000mを1分5秒台にペースを落として、ラスト1000mをまた59秒台に戻して逃げ切り勝ち。有力馬が後方で待機するなか、狙い通りの一人旅を実現させた横山武史騎手の超ファインプレーでした。

 とはいえ、これはダークホースによる大波乱のレースという訳ではなく、キタサンブラックやフィエールマンが、菊花賞の勝利をきっかけに一流馬へ変身していったように、ここからタイトルホルダーが日本競馬界を代表するような名馬になる可能性を予感させる見事な勝利だったと思います。そして、先日急逝した父ドゥラメンテにとっては、これが初の産駒のGⅠ制覇となりました。しかも第一世代による制覇ですから、まずは直系の種牡馬候補が残ることになります。

 2着のエピファネイア産駒オーソクレースは、後方待機から良く伸びて、同じくエピファネイア産駒の牝馬ディヴァインラヴ(3着)と、バゴ産駒ステラヴェローチェ(4着)との競合いを制して抜け出しましたが、勝ち馬とは5馬身差がついていました。ちなみに、2~4着の母父はすべてディープインパクト。また5着はディープインパクト産駒のディープモンスターでしたので、普段の消耗戦らしく戦った上位馬は、すべてディープの血脈の馬たちでした。

 1番人気のレッドジェネシスは、最初から最後方待機で、これは川田騎手が狙ったレース運びではなく、馬が前に出ていけなかったことが理由のようです。やはり、前走神戸新聞杯の不良馬場での激走が、見えない疲労を残していた様子。2番人気で4着のステラヴェローチェにも、同様のマイナス要因があったのかもしれません。


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【2歳戦回顧】 10月23日~24日

2021-10-24 19:05:23 | 競馬

 土曜日は阪神1Rダート1400mを勝ったフリオーソ産駒クロジシジョー3番手追走から、直線では早め先頭に立ってそのまま押し切り、3馬身差の完勝2着は中団から差してきたドレフォン産駒レッドバロッサ、3着は後方から追い込んだシニスターミニスター産駒フルム

 東京1Rダート1600m牝馬限定を勝ったドレフォン産駒マウントベル4番手追走から、逃げ粘るモンサンレジェンドを差し切って勝利2着は中団から追い込んできたヘニーヒューズ産駒リンクスルーファス

 新潟2Rダート1800mを勝ったペルシャザール産駒センタースリール3番手追走から、直線では2番手から粘るカーペディエム産駒スエトニウスとの競合いを制して勝利

 阪神2R芝1600m牝馬限定を勝ったブラックタイド産駒コントディヴェール2番手追走から、直線では早め先頭に立って、3番手から差してくるハービンジャー産駒マンクスホップ、同じ位置から追い込んでくるオルフェーヴル産駒カンティプールを抑え切って勝利

 東京2Rダート1400mを勝ったディスクリートキャット産駒スズカコテキタイ2番手追走から、直線では逃げ粘るイントゥミスチーフ産駒スピードグラマーとの長い競り合いを制して勝利

 阪神3R芝1800mを勝ったジャスタウェイ産駒テンダンス5番手追走から、直線では馬群を縫って前に出て、そのまま4馬身差の圧勝カデナの半弟で、次は重賞路線でも楽しみ2着3着は後方から追い込んできたルーラーシップ産駒ウッドショックとハービンジャー産駒セレブブレイトガイズ

 東京3R芝1600mを勝ったカラヴァッジョ産駒アグリ2番手追走から、直線では逃げ馬を早めに競り落してそのまま3馬身差の圧勝2着は3番手から差してきたイスラボニータ産駒ジェットグリッダー

 阪神4Rダート1400m新馬を勝ったアメリカンファラオ産駒ペルアア好スタートから逃げて、直線では4番手から差してきたハービンジャー産駒パーティーベルを抑え切って勝利2着パーティーベルも後続を6馬身離しており、次は確勝レベル

 東京4R芝1400m新馬を勝ったロードカナロア産駒スクルトゥーラ7番手追走から、直線では前で粘る3頭、リーチザクラウン産駒コルベイユ、ドゥラメンテ産駒ザアトム、ヘニーヒューズ産駒アリススプリングスを豪快に差し切って勝利

 新潟5R芝1800mを勝ったキズナ産駒インプレス後方待機から、直線では内埒沿いを差してきて、逃げ粘るガルボ産駒エンドロールを捉まえて勝利

 阪神5R芝1200m新馬を勝ったジョーカプチーノ産駒ナムラデイリリー好スタートから逃げて、そのまま直線でも後続を寄せ付けず完勝2着は3番手追走から差してきたジャスタウェイ産駒プレヴォール

 東京5R芝2000m新馬を勝ったキズナ産駒デリカテス4番手追走から、直線ではやはり3番手追走から前に出てきたワールドエース産駒ジュンブロッサムとの競合いを制して完勝1番人気のディープインパクト産駒ルヴァルディは、スローペースの中で最後方からで位置取りが悪かったが、差し脚は見所有りで次は見直し

 新潟6R芝1000mを勝ったマツリダゴッホ産駒マブセレナード好スタートから、大外へコースを取って、そのまま5馬身差の圧勝マツリダゴッホ産駒は新潟千直に強いですが、ここでも強かった

 

 東京9R芝1800mアイビーステークス(2歳オープンクラス)を勝ったハーツクライ産駒ドゥデュース3番手追走から、直線では同じ位置から差してきた1番人気のディープインパクト産駒アスクビクターモアとの競合いを制して、また最後方から追い込んできたハーツクライ産駒グランシエロを抑えて勝利2着はグランシエロ、3着はアスクビクターモア

 ドゥデュースは、好メンバーを揃えたレースに勝って2連勝。2歳牡馬戦線は、ジオグリフとコマンドラインが抜け出していますが、そこに参戦する立場になりました。レースセンスが良く、力まずに良い差し脚が使えます。次も楽しみ。

 

 日曜日は新潟1R芝1200mを勝ったマクフィ産駒ブランデーロック3番手追走から、直線では早めに逃げ馬を捉まえて、そのまま押し切り勝ち2着には後方から追い込んだグランデッツァ産駒ローズブーム

 東京1Rダート1600mを勝ったヘニーヒューズ産駒カフェカルマ2番手追走から、直線では、逃げ粘るホッコータルマエ産駒タイキマクスウェルをゴール前できっちり差し切って勝利2着のタイキマクスウェルはスピードも有り、次走はチャンス

 阪神1Rダート1800mを勝ったキズナ産駒メイショウゲキリン好スタートから逃げの展開に、直線も、差してくるワールドエース産駒タマモエースの追撃を抑え切って勝利2着のタマモエースは次走確勝レベル

 新潟2Rダート1200mを勝ったメイショウボーラー産駒ミルトクリーガー好位2番手から、直線は早めに抜け出して後続を寄せ付けず完勝2着は中団から差してきたザファクター産駒ミラビリス

 東京2R芝1400mを勝ったアメリカンペイトリオット産駒エテルナメンテ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ってもスピードは衰えず、そのまま3馬身差の圧勝2着には後方から追い込んできたキタサンブラック産駒マエマエ。新人騎手同士の1着2着。

 阪神2Rダート1200mを勝ったシニスターミニスター産駒ワセダタンク2番手追走から、直線では早めに逃げたヘニーヒューズ産駒アスターヘキサゴンを捉えて、そのまま最後は、差してくるエスポワールシチー産駒ルアルの追撃をギリギリ耐えて勝利2着3着もレースセンス良く、次走はチャンス

 東京3R芝2000mを勝ったハービンジャー産駒キャルレイ中団待機から、直線は脚を溜めて突き抜けました2着は好位4番手から粘り切ったハービンジャー産駒ナンヨーアゼリア、3着は後方から追い込んできたハービンジャー産駒サイモンバロン。ハービンジャー産駒の1~3着独占でした。

 阪神3R芝1400mを勝ったクロフネ産駒ママコチャ2番手追走から、直線では逃げたモアザンレディ産駒ジャングロを競り落して勝利1分20秒9のタイムも優秀で、さすがソダシの全妹。3戦目で本格化、次も楽しみになりました。2着は逃げ粘ったジャングロ、この馬も次は確勝レベル

 東京4Rダート1600m新馬を勝ったサトノアラジン産駒オメガブルーム2番手追走から、直線では逃げたエスポワールシチー産駒セイゲンに競り勝ち、また4番手から差してきたラニ産駒タイキモンストルを抑えて勝利2着はタイキモンストル、3着はセイゲン

 阪神4R芝1600m牝馬限定新馬を勝ったディープインパクト産駒スプリットザシー中団待機から、直線は馬場の中央を選択、ラストの坂の前からグイッと伸びて1馬身1/4差をつけて勝利2着には最後方から大外を追い込んだアメリカンペイトリオット産駒アメリカンスター。3着は中団から勝ち馬のすぐ後ろから伸びてきたエピファネイア産駒シタン好メンバーの揃った新馬を勝ち切ったスプリットザシーの今後に注目

 新潟5Rダート1200m新馬を勝ったマジェスティックウォリアー産駒アルファマム6番手追走から、直線では逃げるダンカーク産駒メイショウツガミネを早めに捕まえて、3馬身突き放したところがゴール

 東京5R芝1600m新馬を勝ったハービンジャー産駒プレサージュリフト後方追走から、スローで逃げ切り勝利必至のオウケンブルースリ産駒ローシュタインを、直線だけで捉まえて3馬身突き放して完勝上り33秒3という異次元の勝ち方で、注目の2歳牝馬が登場しました。ハービンジャー×シュプリームギフトという良血。次戦も走りに注目です。

 阪神5R芝1800m新馬を勝ったディープインパクト産駒リアド4番手追走から、直線では馬場の中央を駆けあがり、ラストの坂の手前から後続を突き放す完勝2着は2番手追走から伸びてきたロペデヴェガ産駒トルナヴァ、3着は逃げ粘ったエイシンフラッシュ産駒タケトンボ素質馬が揃った菊花賞当日の新馬1800m、高額馬で有名なリアドが1頭だけ異次元の競馬で勝利しました。次は重賞レースでしょうが、昨日勝ったドゥデュースとともに、2歳牡馬のトップを争う素材。

 東京6R芝1400m(2歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒キミワクイーン3番手追走から、直線では逃げ粘るリオンディーズ産駒オタルエバーとの競合いを制して勝利2着はオタルエバー、3着は5番手から差してきたシルバーステート産駒コムストックロード勝ったキミワクイーンはマイルよりも1200~1400m向きで、快速オタルエバーを仕留めました。短距離路線で注目株です。

 阪神8Rダート1400mなでしこ賞(2歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒セキユウ後方待機から、4コーナー手前から大外を回して追込み、先に抜け出していたアメリカンファラオ産駒コンクパールと、後方から内々を差してきたディープブリランテ産駒レイワホマレとの叩き合いを制して勝利2着にはアタマ差でレイワホマレ、3着にはさらにクビ差でコンクパール


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【菊花賞(GⅠ)】 真のステイヤーは‥ この馬だ!!

2021-10-24 07:47:35 | 競馬

 3歳牡馬の最後の三冠レース、菊花賞です。このレース、ある時期から微妙な位置づけのレースに変わりました。三冠馬の可能性でもない限り、春のクラシック有力馬が出ないのが当たり前になって、もう何年も経ちます。

 だいたいダービー馬が出ないのが当たり前になりました。かつて、バブルガムフェローシンボリクリスエスディープスカイなどが天皇賞秋に向かったのは、むしろ適性を重んじたからでしたが、最も深刻だったのは、菊花賞を勝った馬たちの種牡馬成績が惨憺たる結果が続いて、むしろ種牡馬としての価値を下げないために、このレースを選ばない傾向が出てきたことにあります。

 確かに、2006年ソングオブウインド、2007年アサクサキングス、2008年オウケンブルースリ、2009年スリーロース、2010年ビックウィーク、2014年トーホウジャッカルと、一時期、小粒な菊花賞馬が続いた時代がありました。また彼らの種牡馬成績も厳しいものでした。

 でも、冷静になって、ここ10年の勝ち馬を見てみると、2011年オルフェーヴル、2012年ゴールドシップ、2013年エピファネイア、2015年キタサンブラック、2016年サトノダイヤモンド、2018年フィエールマン、2019年ワールドプレミア、2020年コントレイルと、蒼々たるメンバーが名を連ねているではありませんか! 特にエピファネイア、キタサンブラック、サトノダイヤモンド、フィエールマンは、菊花賞をきっかけにして複数以上のGⅠを積み重ねて、しかも種牡馬としても成功、あるいは大きな期待を集める存在になっております。

 今年も春のクラシックホース2頭が菊花賞を避けてしまいましたが、敢えて厳しい言い方をすれば、3000mの消耗戦に耐えられる胆力に欠ける2頭だったと言えなくもありません。GⅠ菊花賞は、真のステイヤーが覚醒するレースとして復活してきたと言えます。

 

 さて、今年の菊花賞で覚醒するステイヤーは、⑤レッドジェネシスだと信じます。春の京都新聞杯で見せた、どこまでも伸び続けるスピードの持続力。秋の神戸新聞杯で見せた、けして得意ではない重い馬場の上で、どこまでも頑張り続ける胆力。これこそが真のステイヤーの遺伝子であると。ちなみに、最後までもう一頭の本命馬候補だったのが、オークス3着のハギノピリナ。矢車賞やオークスで見せた、最後まで伸び続けるスピードの持続力はステイヤーの名に相応しいと。ただし、残念ながら出走が叶いませんでした。

 相手1番手は、地力トップの⑭ステラヴェローチェ。脚を溜めに溜めて、ラスト400mで鋭い差し脚を見せてくれると思います。ただ、本質的にはマイラーだと思いますので、どうしても2着止まり、3着止まりというリスクは拭い切れません。

 その他は、ステイヤーぽいところを見せてくれている馬や地力を見せている馬たち、⑮ヴァイスメテオール⑨ヴェローチェオロ⑧エアサージュ⑱オーソクレース⑪ディヴァインラヴ⑩モンテディオ④ロードトゥフェイム⑦ディープモンスターの8頭。

 

 馬券は、⑤レッドジェネシスと⑭ステラヴェローチェの2頭軸三連複8点 ⑤⑭⇒⑮⑨⑧⑱⑪⑩④⑦ と、⑤レッドジェネシス頭固定で⑭ステラヴェローチェ2着3着付の三連単16点 ⑤⇒⑭⇔⑮⑨⑧⑱⑪⑩④⑦


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